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Ki-Tsu-Neは、そこそこよく映画を見に行っているようで、それをここのネタにしてしまいましょう(まあ、安直な事!)。
もっとも、ただ映画のタイトルとあらすじを挙げるだけだと、レビューと言うよりは出来の悪い小学生の読書感想文のようになってしまうので、ちょっとヒネってみました。
私の映画批評は3つの部分に分かれます。
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1.映画の趣味
ここは、私は日頃どんな映画を見ているか、どの程度見ているか、今までで何が面白かったか、等を書いています。見た映画をかたるにしても、見た人によって感じ方は千差万別ですし、大好きな映画が「百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える 」の人が「ルイ・マル」の「鬼火」を見た感想が他の人の参考になるのかどうかというのが有るので(これ以上のつっこみは避けます)、一応読んでみて下さい(鬼火はまだ見てない。ガオレンジャーは見た、半分寝てたけど。)。
ちなみにKi-Tsu-Neの映画の趣味はココを見てネ。
2.評点
私は、本当に良いものは「良い」の一言で済むものと考えています。良い「映画(←ココ差替るといろんな場面に使えます)」というものは、その中身がバランス良く作られているものではないかと思います。逆にいまいちな「映画(←ココ差替るといろんな場面に使えます。2度も書かんでいいか)」は、全体のバランスが悪く、どこかが飛びだしている、あるいは足りない為に、その「いまいち」が目立ってしまうものだと思います。
ここで言う「評点」とは、よくありがちな「いまいち」を分類分けし、どの「いまいち」に当てはまるかを付けています。
「いまいち」が少なければ少ないほど「良さそう」な映画だと言えますが、あまり少ないと、それは可もなく不可も無いものなのかもしれません。
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分類例
ストーリーが大ざっぱ
ストーリーがよく解らない
あり得ない話だ
主人公がしょぼい
わき役がしょぼい
アクションシーンがわざとらしい
特撮がヘタなアニメみたい
等々
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3.フォロー
先ほどの「評点」に加え、何か付け足したい事が有るならば、ここでいろいろと書くこととします。ここでは、評価している映画を褒めちぎるかもしれませんし、「いまいち」さに追い打ちをかけるような事が来るかも知れません。
Ki-Tsu-Neが最近見た映画の一覧です。
2007年大暑の頃
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魔笛
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評点
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時代背景を変えているがかえって人間味あふれる話になった
次々と流れる歌は息つく暇もない
鑑賞前にあらすじは必ずチェック
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フォロー
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魔笛と言えば、18世紀のウィーンで活躍したヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したオペラです。
もっとも、オペラと言われると、一般の人にはなじみの無いものと思われるかも知れません。しかし、魔笛の中の「夜の女王のアリア」という曲は、最近大ヒットしたTVドラマ「のだめカンタービレ」でもよく使われていました。主人公の元恋人である声楽科の学生がこの曲を練習しているシーンがたびたび出てきましたね。主人公が彼女に対して「この曲は底意地の悪い奴ほど巧く歌える」というな事を言っていたのが印象的でしたが。
このオペラは元々古代エジプトを舞台にしていたのですが、映画の中では第一次世界対戦頃の戦場になっています。そのせいか、映画では塹壕での戦闘など結構生々しく描かれている場面も多く出てきます。オリジナルはメルヘン色が強いと言われていますが、映像が人間の営みに近い形になっている分、戦いや諍いの愚かしさがより際だちます。
実は私、ミュージカルというのがちょっと苦手でして。と言うのも、ミュージカルは普通の映画・演劇と違って歌が途切れず延々と続く事が多い訳です。そうすると、歌の意味を読みとるのに延々と頭を使い続けなくてはいけないわけで、するとそのせいでへとへとになってしまうのです。今回も例に漏れず、見ている間かなり緊張(特に出演人物の把握に追われた前半)を強いられてしまいました。映画の演出はよく出来ていて、特に夜の女王の登場シーンなどはえらくカッコ良く出来ています。オペラの映画化であるにも関わらず、23億円もの巨費が投じられた事も納得出来ます。それを思うと、魔笛のあらすじをあらかじめ調べておくべきだったと悔やまれます。
あと、夜の女王のアリアは、私は勝手に楽しげな曲だと思いこんでいましたが、あれは自分の娘に対して「おまえの父親の部下を殺してしまえ。さもないとおまえを呪ってやるぞ」という意味の事を言っていたとは知りませんでした。言葉はちゃんと理解する必要が有ると痛感したと同時に、歌の中身がこんなものだから底意地が悪いほど巧く歌えるというのも合点がいきました。
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備考
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出演 ジョセフ・カイザー/エイミー・カーソン
ベンジャミン・ジェイ・デイヴィス
監督 ケネス・ブラナー
2007年7月公開 英国制作
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