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以前のなんやらかんやら

Ki-Tsu-Neが以前吐き出したいろんな下らない事をまとめています。私のだらだら発言は皆さんに楽しんでいただいているのでしょうか?これ以外のヨタ話は「なんやらかんやら」メインページに戻って、他のインデックスを選んでください。

2006年 秋
2006年霜降の頃ルパ〜ン ルパ〜ン
2006年霜降の頃剣と魔法
2006年秋分の頃映画観とく?
2006年秋分の頃携帯キャリアSoftBank
2006年白露の頃ドクター フィッシュ
2006年処暑の頃冥王星、惑星から格下げの余波がここにも
2006年立秋の頃やっぱりPalmが好き




2006年霜降の頃 ルパ〜ン ルパ〜ン
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

私はGyaoTVが好きでして、よくこのサイトを訪れては面白い映画など無いかをチェックしています。

そして、先日(10/30)、ここで「ルパン3世」のストリーミングが始まっているのを見つけました。

「ルパン3世(第1シリーズ)」は、'71秋より約半年間、日曜の19:30より放映されていました。当時この時間帯は、子供向けのアニメ(この頃はテレビまんがと言われていましたね)が目白押しでしたが、そんな中、よみうりテレビは大人向けの番組として「ルパン3世」で殴り込みを仕掛けたわけです。しかし、テレビまんがは子供のものという風潮の中では、やはり視聴率が伸びず、途中でスラップスティックな演出を加えたものの、結局半年(23回)で打ち切られてしまいました。
ルパンの後に始まった番組が「バロ〜〜ム」ですからねぇ(これが解かる人は介護保険料支払中)。

半年で打ち切りの憂き目に会ったルパン3世でしたが、その後各地の放送局で再放送がくり返されました。初放送時の視聴率が低かったために、放映料が安かったからだとも言われています。制作元のよみうりテレビなどは、日曜の午後12時から2本立てで再放送していた時期が何年も続いた事が有りました。ところが、再放送が続くうちにこの作品は再度評価がされていきました。おかげで今ではよみうりテレビのメインコンテンツとも言うべき存在にまでなっています。

さて、大人が楽しめるテレビまんがとして作られたルパン3世ですが、その作品のディテールもこだわりが見られます。例えば、1回目はF1レースが舞台となっていますが、そこに出て来る車とレーサーの名を聞くだけでもわかります。ここに書きだすと・・・。

サーティスのジョン・サーティス
マクラーレンのデニス・ハルム
フォード・タイレルのジャッキー・スチュワート
  (ティレルと言わない所が時代ですね)
マトラのベルトワーズ


すべてこの時期のトップドライバーばかりです。さらに、ルパン3世の駆るマシンはフェラーリ312Bですし、極めつけは銭形警部はロータス72でルパンを追いかけています。ブリティッシュグリーンにイエローストライプのカラーリングが泣けてきます。ここまで書けば、この作品のこだわりの強さが解ると言うものです。ハクション大魔王とは偉い違いです(元々魔王の好物はコロッケであり、魔王がフライヤーでコロッケを揚げるシーンも作画されていたのですが、子供にはハンバーグの方が人気が有るという噂を元に、魔王もハンバーグ好きというように設定を変えられてしまいました。しかし、コロッケを揚げるシーンでは、絵は差し替えられず、台詞だけ「ハンバーグ、ハンバーグ」と連呼されました。そのせいか世間のうち5%位の人は油で揚げたハンバーグが有ると信じられています)。

今では大きな人気を博しているルパン3世ですが、もし、今の時代にこの作品が企画されていたらどうなっていたでしょうか?おそらく蟲師(リンクはここ)と同じように深夜枠のアニメとして作られたのでしょう。そして、一部のファンにとって人気が出るのでしょうが、全国的な人気は出なかったのでは無いでしょうか。

初放映から30年余りを経た、アニメ界の奇跡ともいえるルパン3世はGyaoTV(リンクはここ)にて放映中です!



2006年霜降の頃 剣と魔法
太古の昔より、人々は数々の英雄譚を愛し、慣れ親しんできました。有名な物では「アーサー王伝説」、「ギルガメッシュ」。我が国でも「ヤマトタケルノミコト」などの話が知られています。現代ではファンタジー小説というジャンルが確立され、「指輪物語」や「EarthSea(ゲド戦記)」のような話が作られてきましたが、これらは大昔の英雄伝説の二次創作だとも言えなくもありません。

世界各所に残る英雄伝説は、長い時間を経て人々に受け継がれていきました。人間のDNAには英雄を愛親しむ感情が染み着いているのでしょう。しかし、英雄には誰もがなれる訳ではありません。

英雄になる事の代替行為なのでしょうか、'74年に、「Dungeons and Dragons(通称D&D)」というテーブルゲームが世に出ました。後に「ロール・プレイング・ゲーム(RPG)」と呼ばれる分野の草分けとなりました。RPGは時を経て、さらにコンピュータという道具を介し、発展を続けました。今ではいわゆる「ファミコン」、「PS」等のゲーム専用機械にて遊ぶことの出来る物が出ています。

しかし、このRPG。テーブルゲームにしてもコンピュータゲームにしても、ある1点の大きな問題が有ります。それは「体を動かす事が無い」という事です。

RPGのゲームスタイルは、テーブル版であろうがコンピュータ版であろうがさほど変わりは有りません。椅子に座った後は、サイコロを振るか、ジョイスティックを動かすか。他にはメモを取る位しか無いでしょう。英雄になるための代替行為の筈ですが、これでは英雄と言うよりは只の引きこもりです。

そんな事を考えたある日、私は関西某所にてこのような物を見つけました。

駄菓子屋で売っているソフビのかたなでは無い
駄菓子屋で売っているソフビのかたなでは無い


ドラゴンクエストの体感ゲームです。これはテレビに接続し、次々現れる敵を、この「ロトの剣」で倒して行くものです。
これならば十分に体を動かしながら勇者になり切れると言うものです。しかも、これ、発売からいささか時間が経過しているせいか、「980円」というお値打ち価格になっていました。うまい棒換算で98本分ですね(不良在庫一掃処分とも言う)

早速アレフガルドに旅立つことにしましょう。とりあえず剣を振り回しつつ適当に進んでいくと、こんなやつらに出くわしました。

スライム
スライムスライム


ドラゴンクエストのキャラクタ一の中では一番の有名人(化け物?)です。

まあ、いくら有名キャラと言えども、所詮ドラゴンクエストの最初に出て来る「ザコキャラ」です。とっととやっつけてしまいましょう、と思いきや・・・。

こんのガキャー
こなくそ〜(どこの方言だ?)


このザコ共が画面を縦横無尽に飛び回ります。私は必死になって伝説の「ロトの剣」を振り回しますが、悲しいまでに当たりません。半分ヤケクソになりながら、ぐるぐる回す様は、さながら「いじめられっ子が手をグーにして両腕を振り回す」のとレベルは同じです。

さて、やっとの事で最初のステージの目的地にたどり着きました。ここで、成績発表・・・。

戦績
苦しい戦いであった(どんくさいとも言う)

成績
ほっとけっ!


このステージを終えるまで、私は必死になって大格闘をして来ました。実際、かなりの運動になります(ステージクリア時点では肩で息をする位ですし)。しかし、その結果がこの有様です。

ここで、この剣の技を極めれば、まちがいなく英雄になれるでしょう。けれども、道を極める事はとても大変な事です。たとえそれが単なる冒険のマネ事だとしても。



2006年秋分の頃 映画観とく?
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

私はもののけですが、一応メールアドレスも持っています。メールについてはCome On Alwaysな状態にしているのですが、yahooのフリーメールを使っているので、実際にはyahooからの宣伝メールや、ユーザ登録をした他のサイトの宣伝メール。そして大半が「表題で唐突にお詫びと書かれた」ものや、送信者が「30代女性経営者」のものしか参りません。

「30代女性経営者」の方に、就職希望のお願いを出しても、間違いなく年齢で採用基準から外れてしまう事もあり、毎日メールチェックをするたびに虚しい思いをしています。しかし、先日、このようなメールが私のメールボックスに舞い込んで来ました。

>Ki-Tsu-Neの祠管理人様
>はじめまして、たま と申します。
>いつも楽しく拝見させていただいております
>この度は、誠に勝手ながら貴サイトを私のHPにリンクを
>貼らせていただきましたので、ご連絡と共に
>相互リンクのお願いに伺いました。
 (中略)
>映画観とく?
>たま
   (見やすくする為に改行位置は修正しています)


なんと、私のこの稚拙なサイトにリンクをされたいとのお願いです(寂しがり屋だから実はうれしい)。

リンクのお願いをされたなら、やはりリンク元のサイトがどのようなものか気になるのが人情です(私はもののけですが)。さっそくたまさんのサイト「映画観とく?(リンクはここ)」を覗いてみました。

たまさんのサイトトップ
たまさんのサイトトップです


やはり、こちらでも映画のレビューをされているようです。その数約70本程。結構見られているようですね。しかし、私が目を引いたのは、そのリンク集。

たまさんのリンクメニュ
あ行が2つ有ったり、アルファベットの切り方が何となく不自然だったり


リンク集のインデックスです。項目の切り方にちょっと違和感を感じるのですが、とりあえずポチッとな。

リンク先どっさり
リンク数は異様に多い



相当強力な映画サイトのリンク集です。しかも、かなり個性的なサイトも幾つか入っています。たとえば、映画の中の英会話を扱った所(リンクはここ)や、映画のチラシを展示した所(リンクはここ)。あと、マカロニウエスタンロケ地サイト(リンクはここ)などというのもあります。

たまさんの映画にかける情熱に感動しました。みなさんも、映画でおもしろい話題を掘り出したいならば、「映画観とく?」をご覧になってはいかがでしょうか?

映画観とく?(リンクはここ)




2006年秋分の頃 携帯キャリアSoftBank
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

ソフトバンクと言えば、昔は日本のパソコンソフト、書籍の企画・販売を経営の柱としていましたが、今ではインターネットポータルサイト「yahoo!」や、ADSLサービス「yahooBB」の経営も行い、世界でも有数のIT企業として成長しました。

最近も、経営不振が伝えられていた「日本Vodafone」を買収し、携帯キャリアとしての名乗りをあげました。

買収から半年。Vodafoneはこの10月1日よりソフトバンクへとブランド名が変更されました。


関西某所にて撮影


巷の携帯ショップもVodafoneのロゴの付いた看板は外され、順次ソフトバンクの物へと切り替わっています。

しかし、この切り替わった看板を見る都度に思うのですが・・・。


判りやすいといえばそうなんですけど・・・


このロゴのデザインどうにかならないものですかねぇ?
世の中には「Sinple is The best.」などという言葉も有り、私などは簡素な物を好む方なのですが、このロゴは、呆れるほど工夫の跡が見られません。たぶん、旧ボーダフォンの一般職のおねえさん(入社3年目)あたりが3分くらいで作ったのでしょう。Power Pointで「MS明朝 48ポイント」あたりを使ったようにしか思えません。

会社名のロゴは、謂わば「企業の顔」なのですから、いくら買収に相当お金を使い、企業アナリストあたりから高い買い物をしたと評価されても、もう少し熱意を込めて作るべきなのでは無いでしょうか?この辺りに少々お金をかけても、総買収額の1兆7500億円と比べたらおまけ程度の金額にしかならないでしょうから。

それとも、実は事業の転売先を模索している最中で、下手にソフトバンクグループのカラーが付かないようにするためにこんな事をしているのでしょうか?買収の目的は、携帯電話の事業と言うよりは、携帯に関連するネットワークのインフラを手にするためだとも言われているので、転売の可能性は低いとは思いますが・・・。



2006年白露の頃 ドクター フィッシュ
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

世の中には時々「こんなものがあるのか?」と驚かせられる事がありますが、今回紹介する「ドクターフィッシュ」もそんなものの一つでしょう。

ドクターフィッシュとは、トルコのとある温泉に生息する魚で、何と、人間の皮膚の角質を食べる習性があるそうです。本国トルコでは、皮膚病を抱えている人をこの温泉で湯治し、この魚に皮膚を食べさせれば、1ヶ月後には病気が完治すると言われています。ドイツでは「ドクターフィッシュ学会」という組織もすでに発足しているそうです。ドクターフィッシュについての詳しい情報は、以下のリンクを参考にして下さい

ドクターフィッシュについて
   魚に全身をついばまれている写真もあります
日本テレビ
   動画です。手をついばまれています


そんなドクターフィッシュが、最近関西にもお目見えしました。変わったもの好きのKi-Tsu-Neは、早速見に行ってきました。

場所は京都、京福電車・有栖川駅そばに有る「さがの温泉 天山の湯(HPはここ)」です。

お目当てのドクターフィッシュは、フロントのすぐそばにいました。多分待機をさせているのでしょう。熱帯魚用の水槽に入れられていました。


これがドクターフィッシュだっ!


私はこの魚を、何となくナマズのようなものだと勝手に思っていましたが、実際は意外とスマートでした。体長4〜5cmの細長い体に、大きな胸びれが付いています。フナの仲間なのだそうです。


予想と実体


で、この魚。温泉に棲んでいるだけあって、水温が37℃になっても生きていけるそうなのです。面白いですね。もっとも、ここでは水温を25℃に設定しているそうです。

実際の体験場所は、足浴場になっています。早速試してみましょう。


見よ!これが驚愕の映像!

足浴場に両足を入れると、程無く例の魚達が近づいてきます。そして、すぐさまその口を足の皮膚にくっつけて来ます。これは、まさに、

使徒皮を、食ってる・・・
(S2機関は取り込まれません)

皮膚を食べられている瞬間は、その部分がぶるぶるっと震える感覚がします。多分、食べている間口を小刻みに震わせるのでしょう。その感覚が、くすぐったいような、気持ちいいような、何とも不思議な感覚がします。

温泉での湯治、屋外にて肌をさらす事による効果も含め、複合的な効果の結果と言えど、「乾癬(カンセン)」への効能が有ると言われるドクターフィッシュ。しかし、Ki-Tsu-Neはここでふと一つの疑問が湧き出てきました。
この「ドクターフィッシュ」。日本人の3人に一人が感染し、この国の風土病とまで言われる「水虫」に対する効能は有るのでしょうか?
日本全国にある温泉、スーパー銭湯およびヘルスセンターなどで静かな人気を得つつあるドクターフィッシュ。もし、「水虫」に対する効能が有るならば、大ブレイクは間違い有りません。ドクターフィッシュの今後の動向には目が離せません。




2006年処暑の頃 冥王星、惑星から格下げの余波がここにも
こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

先日(06/8/25)の朝刊各紙にこんな記事が出ていました。

冥王星、惑星から格下げへ(日経朝日読売毎日MSN産経)


以前、Palmなお部屋主宰のmizuno-amiさんが(物欲くん、使わせてもらっています)、「自分のハンドル名に関係する事なので」いくつか冥王星に関する事を書いていましたが、実は私も冥王星とちょっとだけ関係していたりします。

よりにもよって、私の歳と・・・。

みなさんご存知のように、私は事ある毎に「248歳のもののけ」と書き倒していますが、この248というのが冥王星のキーワードなのです。詳しく知りたければ、とりあえず「冥王星」「公転周期」の組み合わせでインターネットサイトの検索をかけてみて下さい(検索サイトはどこでもいいです)。

自分で仕掛けたネタを自分でバラすなど、これ以上恥ずかしいことはありませんね。本当は、新コンテンツとして「冥王星」を鋭意作成中だったのですが、なんだか宙ぶらりんになってしまいました。でも、もったいないからやっぱり完成させてこのサイトに載せるでしょう。

パーシバル・ローウェルが、情念と意地をかけた冥王星ですが、今回の国際天文学連合での決定で「dwarf planet」という集団に、まさに十把ひとからげにされてしまいました。今後、冥王星はローウェルの有名な業績である「火星運河存在説」と同じようにゆっくりと人々から忘れ去られてゆくのでしょう。私も別の年齢ネタを見つけなくてはいけません(めんどくさがりだから探さないかも知れませんが)。



2006年立秋の頃 やっぱりPalmが好き
<前回までのあらすじ>
Ki-Tsu-Neは、彼の愛機であるTH-55をタイルの床に落としてしまい、液晶を割ってしまいました。すぐさまKi-Tsu-NeはTH-55を元通りにすべく、修理センタに持ち込みましたが、修理費用として27,000円を請求され、無間地獄にたたきおとされてしまいました。Ki-Tsu-Neの運命は如何に!!














TH-55を修理に出した「大きなカメラ屋さん」より、修理完了の連絡を受けた私は、早速引き取りに出向きました。

しかし、その前に、私は梅田のカメラ屋さんじゃ無い方の量販店に行きました。理由は、何となく(Ki-Tsu-Neの得意技ですね)。

活気の有る売場を見ていると、その片隅には中古PDA売場のショーケース有りました。ここでは新規PDAの販売は行っておらず、ショーケースも、他商品の種類とは関係の無い、ちょっとした隙間に置かれていました。昨今のPDA不人気象徴しているかのようでした。

ショーケースの中身も、やはり近年CLIeが幅を利かせていたせいか、半分くらいがCLIeで占められていました。その中には、今回私が液晶を割ってしまったTH-55も・・・。しかも限定販売されたカラーバージョンである「赤」です(ゾウさんが何か反応するかも知れません)。よくこんな所に赤のTH-55が有ると私は驚いていましたが、価格も「29,800円」と書いてあります。付属品等の構成はチェックしていないので、なんとも言えない所が有りますが、まずはお値打ち品だと言えるでしょう。だって私のTH-55は単に液晶ごときを割っただけなのに修理費用が27,000円もか・・・(以下カストロ首相の演説と同程度つづく)。

ふと、赤TH-55の上の商品に目を移すと、なんと、初期バージョンのW-ZERO3が置いて有るではありませんか。本来、W-ZERO3は、いわゆるスマートフォン(携帯電話とPDAがくっついたようなものと書けば解りやすいかと)として発売された製品です。この機械、PHSの機能を持っているので、新品として購入する場合は3万5千円程かかる上に、PHS加入契約をしなくてはなりません(しなくてもいいのですが、その時は価格が1万円程高くなる)。けれども、中古で買う場合ならば、値段が安くなる上に、PHS加入をする必要が有りません(多分)。最近、より携帯電話らしい形の新製品が発売され、旧形の扱いになったとは言え、PDA単体としての性能も非常に高いW-ZERO3です。携帯電話の機能が無くても問題のない(むしろ無い方が良い)デジタルガジェット好きな方々にとっては目が離せません。

興味を引かれる商品を見つけたら、やはり価格が気になる所です。早速チェックしてみましょう。

19,800円

ウキュ〜プキュ〜 ぐげげげげげっ
(この日の大阪の最高気温は36.3℃)。

夏の暑さと世の不条理を越えて、私は逃げるようにして「大きなカメラ屋さん」に向かいました。

「大きなカメラ屋さん」にて早速TH-55の引き取り手続きをした所、店員さんは奥から「ビニール袋の固まり」を出して来ました。その大きさ、大体ハンドボールの球くらいは有りました。形もほぼまん丸でして、中に電子機器が入っているとは思えません。まあ、故障修理品の梱包は念入りにしてもらうのに越した事は有りませんが、小学生辺りが間違えてキャッチボールでもしてしまいそうです。

案の定、店員さんも内容確認の為に梱包を外すのにそうとう苦労していました。3重4重のエアーキャップにくるまれた様は、まるでロシアの民芸品「マトリョーシカ」を思い起こさせます。店員が難儀をしている様子をじっと見ていた私は、間が持たなくなり、彼に「まるでデパートの過剰包装みたいですね」と、軽くコミュニケーションのジャブを出してしまいました。

店員さんの手で、やっとのことで取り出されたTH-55を、私は早速取り上げ、入念に動作確認を行いました。これで一安心です。しかし、先ほど梱包を外した際のエアーキャップの固まりの横を見ると、なぜかSONY純正の液晶保護シートが置いてあります。どうも、先ほどの梱包の中に一緒に入っていたようなのですが、なぜなのでしょう?

保護シートに同梱されていた説明を見て、その答えはすぐに解りました。説明を要約すると、「修理前に液晶シートが付けられていたので、新しいシートを付ける」との事。また、「修理前に付いていたシートは別の台紙に張り付けた」とも書いています。確かに前の液晶シートも一緒に付いていました。

SONYのサポートがここまで手厚いとは私は思っていませんでした。TH-55のように、すでに生産を終了し、今後のモノづくりにはあまり繋がることのない製品に対してここまで対応してもらえた事に対し、ある種の感動を覚えました。本来、私はアンチSONYの立場に立ち続けていましたが、CLIeに関しては今後サポートが完全終了するまで使い続ける所存です(私はもののけなのでかなりいい加減ですが)。

さらに、TH-55の修理費用には「大きいカメラ屋さん」のポイントは付かないと思っていましたが、店員さんの説明によると、何とポイントが「付く(10%)」との事でした。修理費用についても「天文学的な金額」を支払う必要に迫られ、半ば諦めていましたが、お陰で実質かなりの節約(うまい棒260本分)になったかと思われます。電気製品が壊れた場合はこれで気軽に「大きいカメラ屋さん」に出せます(でもパソコンハードの購入は第3ビルの地下の店の方がポイントの事を考えても安い)。