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映画の小部屋 以前見た映画インデックス

私が以前観た映画のうち、タイトルがさ行で始まる作品を集めました。ほかの映画レビューを観られる場合は、「映画の小部屋」メインページに戻って、他のインデックスを選んでください。

さ 〜 そ
2007年立夏の頃スパイダーマン3
2006年処暑の頃スーパーマン リターンズ
2006年冬至の頃シルミド
2005年大雪の頃ザスーラ
2005年夏至の頃スターウォーズ エピソード3 シスの復讐
2005年芒種の頃サハラ
2005年大寒の頃スーパーサイズ ミー
2004年処暑の頃サンダーバード
2004年夏至の頃スパイダーマン2




2007年立夏の頃 スパイダーマン3
評点 スパイダーマン3部作は一応完結
ピーター・パーカーは今回もウジウジ
敵キャラ出すぎだけど巧く収束
フォロー こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

ソニーピクチャーエンターテイメンツが放つ巨大タイトル「スパイダーマン三部作」。その最終章が公開されました。もっとも私にとって、三部作をうたっている作品はあまり良いイメージが有りません。良いと思えたのはせいぜい「指輪物語」くらいでしょうか。

実際、今回のスパイダーマン3は、今までの2本を観ていたので、最後も一応観ておかないと気持ちが悪いという程度の感覚で映画館に足を運びました。

三部作の最後という事もあり、今回の作品を観る前におさらいのために前作2本は観ておいたほうが良いかも知れません。でも、この映画のオープニングは、前作2本のハイライトが順に流れてゆきます。ファンの方々にはうれしいサービスですね。

で、今回のお話。主人公のピーター・パーカーは、やっぱり今回も「ウジウジ君」でした。原作のスパイダーマンからして、この主人公は煮え切れない性格なのだそうですが(原作読んだ事が無いので本当か解りませんが)、アメコミのヒーロー物なのに面白いものです。

スパイダーマンの今回の敵は、二作目からのゴブリンに加え、なんと二人も出てきます。しかも、敵が出そろうのは(感覚的には)話も2/3を過ぎた頃。一時は収集がつかなくなるのでは無いかとも思いました。でも、大風呂敷を広げた割には巧く収まりを付けて話を締めていました(無難なラストだったというだけですが)。

さて、当初三部作の予定だったスパイダーマンも一応の完結を見た所ですが、ラストは続編を作る余地を残すものとなっています。主人公とライバルとの関係は今回で終わりとなりますが、そうする事で今後は外伝となる話を出していくのではないかと思われます。実際、最近ではスパイダーマンの続編を制作するという話も出ているようですし、何よりソニーピクチャーエンターテイメンツがこの優良(お金を稼げるという意味で)コンテンツを手放すとは思えません。三部作の縛りから自由になったスパイダーマンに関して、Ki-Tsu-Neとしては驚くべき映像だけでは無く、見応えのあるお話を期待したいと思います。

スパイダーマン3 (公式HP)

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備考 出演 トビー・マグワイア/キルステン・ダンスト
    ジェームズ・フランコ/トーマス・ヘイデン・チャーチ
    トファー・グレイス
監督 サム・ライミ
2007年5月公開 米国制作


2006年処暑の頃 スーパーマン リターンズ
評点 あのテーマ曲を聞くだけでも血が騒ぐ
モラトリアム?
リチャードさんはとってもいいひと
フォロー ジョン・ウィリアムズと言えば、映画音楽の作曲者として非常に有名です。特に'70年代後半から'80年代前半にかけての娯楽映画で、彼が手がけていないものは無いと思える程に活躍していました。私が覚えている作品だけでも「スターウォーズ」、「未知との遭遇」、「JAWS」、「E.T.」など、あまりにも有名なものにスコアを提供しています。ふと考えると、昔は私もジョージ・ルーカスやスピルバーグが好きな頃が有ったんだなとしみじみ思います(スピルバーグはA.I.と宇宙戦争を除けば今も好きですが)。

今回紹介する作品「スーパーマン リターンズ」は、やはりジョン・ウィリアムズがこの頃音楽を手がけた「スーパーマン」シリーズの続編です。物語が始まると同時に流れる彼のテーマ曲は、25年以上も経ているにも関わらず、聞くだけで気持ちが盛り上がって参ります。
さて、作品自体についてですが、前回から四半世紀が過ぎてもスーパーマンはやはりスーパーマンです。世界中で苦しんでいる人を助け、悪人をやっつける。アメリカで支持を受けるのも納得です。あまり考えなければ非常に爽快な大活劇として観る事が出来るでしょう。

しかし、今回のスーパーマン。Ki-Tsu-Neにとっては考えさせられる所が幾つか有りました。以下はストレートにネタばれになってしまうので、全て伏せておきます。すでに映画を見た方、どうしても読んでみたい方は反転させてみて下さい

いくら自分の故郷がどうなったかが気になったと言っても、突然仕事を止めて5年も行方不明になるって、スーパーマンどころか社会人として問題が有るんじゃないのかしら。おまけに、仕事場に戻ってみたら昔の恋人との間に出来た子供がいたりするし。元恋人はスーパーマンとの間の子供だとは全然気づいていないからコレ幸いかも知れませんが。それから、どんなに視力・聴力が良くて、空も飛べるからと言っても、アレではストーカーです。いや、実はモラトリアム(古)かも知れません。

でも、スーパーマンはすごくいい人です。

最後に、この作品の中でダントツのナイスガイだった「リチャード」さんが、次回作あたりで逆噴射(古)を起こしたりしないよう祈っております(よく考えたらこの人パイロットだし)。


スーパーマン リターンズ (公式HP)


備考 出演 ブランドン・ラウス/ケヴィン・スペイシー
    ケイト・ボスワース/ジェームズ・マースデン
監督 ブライアン・シンガー
2006年8月公開 米国制作


2006年冬至の頃 シルミド
評点 どうも事実とは違うらしい
案外普通のエンターテイメント作品
日本なら「鉄拳」のネタにされそう(こんな特殊部隊はいやだ)
フォロー こんにちは、Ki-Tsu-Neです。 まずは、こちらのリンクから・・・。

韓国、「シルミド部隊」は中央情報部の指示で創設
(日本経済新聞)

GyaO TVで「シルミド」が公開された直後にこのようなニュースが偶然にも流れて来ました。

「実尾島事件」とは、当時の北朝鮮の指導者「金日成」を暗殺するために重犯罪者で組織された特殊部隊が反乱を起こした事件とされています。

映画自体は結構楽しむ事ができました。「シルミド部隊」の隊員達がどんな気持ちで訓練等を受けてきたのか、隊員が重犯罪者ばかりだったならば、その描写には納得出来たでしょう。
しかし、この部隊の隊員達が普通の市民だったと聞くと、今まで聞かされていた「実尾島事件」の実像は根底から覆されてしまいます。そのため、その時点でどうしてもこの映画のリアリティが無くなってしまいます。

まあ、この映画で出てくる訓練シーンは、映像としては迫力は有りますが、要人暗殺を目的としている割には余り実践的でないものも多いので、ドキュメンタリーというよりは、エンターテイメント作品として見た方が良いかと思われます。

この「実尾島事件」。事件の関係者がまだ多く残っているため、韓国本国ではWEBからのものも含め証言が得られやすいと言われています。そのため、映画と実像の違いを比べやすいと思われます。もっとも私はハングル語を全く読めないので、事実はどうだったかなんて知る由もありませんが。

関西在住のもののけとして言えることは、日本だったらたとえ要人が殺されたとしても、報復の為の特殊部隊なんか(良いか悪いかは別にして)作る事は無いのでしょう。このあたりが現在も内戦中かそうでないかの国の違いなのでしょうか。
備考 出演 アン・ソンギ/ソル・ギョング/ホ・ジュノ
監督 カン・ウソク
2004年6月公開 韓国制作


2005年大雪の頃 ザスーラ
評点 第2弾ものだが前作とつながりは無い
お兄ちゃんの「ヤなガキっぷり」が良い
家族で楽しむファミリー映画
フォロー こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。

'95頃に「ロビン・ウィリアムズ」が主演のパニック映画「ジュマンジ」が公開されました。あらすじを簡単に紹介すると・・・。

とある姉弟が、ジャングル探検すごろく「ジュマンジ」を偶然見つけました。しかし、それは止まったマスの通りの事が起こる一度始めたら止められない恐ろしいゲームでした。


この映画の公開時には、プロモーションのために来日したはずのロビン・ウィリアムズが、インタビューやトーク番組に出る都度「ゾウ」や「ライオン」などの鳴き声を出し続け、タモリがハナモゲラ語で掛け合いをした「笑っていいとも」を除いた全ての番組を成り立たない所までぐちゃぐちゃにした事が、映画とは関係ない所で強く印象づけられました。

この映画の原作はクリス・ヴァン・オールズバーグの「ザスーラ」という絵本が元になっています。この絵本は、「ジュマンジ」の続編として出版されたそうです。しかし、前作の出版は'84年に対し、続編の方は'03年の出版。約20年も経ってから第2弾が出たわけです。Ki-Tsu-Neはてっきり映画の方はソニーさんが「今年はスパイダーマンが出なくて台所が苦しいから、昔売れた映画の焼き直しで2匹目のドジョウを狙って」いたのかと思ってました。原作自体が続きものなのですね。2匹目のドジョウには変わり有りませんが。

さて、この作品。前作はジャングル探検すごろくでしたが、今度は宇宙探検すごろくです。間違ってゲームを初めてしまって、気が付いたら家ごと宇宙空間に放り出されていた所は絶望感が有って面白い(面白がるものでも無いかも)のですが、トラブルに巻き込まれるのがゲームを初めてしまった兄弟(と、おねえちゃん)だけのせいか、ストーリが余り深くなりません。前作と同じようなモチーフなので大体の展開も読めてしまい、物語としての驚きも余り有りません。でも、映像は相当迫力が有ります。そういう所では結構楽しめました。

さっきはストーリに深みは無いと書いてしまいましたが、その分出演者の演技がじっくりと見られました。特におにいちゃんのヤなガキっぷりは強く印象に残りました。あとおねえちゃんのバカねぇちゃん度の高さも妙な説得力が有りました。

最後に、「にぃちゃんの目、イケてるぜッ」

ザスーラ
公式HP 何故かゲームコーナが充実しています)

備考 出演 ジョシュ・ハッチャーソン/ジョナ・ボボ
   ダックス・シェパード/クリステン・スチュワート/ティム・ロビンス
監督 ジョン・ファヴロー
原作 クリス・ヴァン・オールズバーグ
2005年12月公開 米国制作


2005年夏至の頃 スターウォーズ エピソード3 シスの復讐
評点 謎は全て解けた
普通の娯楽作品
スターウォーズの締めとしては・・・
フォロー こんにちわ、例の物、見てきました。これ

最初の作品からだと、すでに28年。ついにすべてのシリーズが完結しました(感無量です いや、本当に)。

以前、ハムレットの場合「観客は演技者がどのように行間を埋めるかを注目する」と書きましたが、このスターウォーズシリーズは幾つかの謎が有りました。
私が覚えている中では・・・

・何故アナキン・スカイウォーカはダース・ベイダーへと至ったか。
・何故アナキンは皇帝側につく事となったか。
・何故ジェダイ達は虐殺されたのか。
・何故この銀河の共和制は倒され、帝国が成立したのか。
・何故ダース・ベイダーは機械だらけの身体なのか。
・何故ルーク達の母親はEP4以降ほとんど語られなかったのか。
等々・・・

思いつくだけでも、これだけの疑問が有りました。

今回のエピソード3で、これらの謎は全て解けたようでした(金田一少年みたいですが)。スターウォーズのファンにとっては、喉につかえた小骨がやっと(28年もかけて)とれたような気分でしょう(実は私も)。
スターウォーズのファンにとってはまず満足では無いかと思われます。

・・・しかし・・・。

思い切った事を言ってしまうと、シナリオの行間は全く埋まっていないという印象が強く残りました。たとえば「なぜ、アナキンがダークサイドに寝返ったか」という点は良く解ったのですが(解りやすいのはハリウッド映画の良さ)、話の展開が魔法◎隊・マジ★ンジャー(自主規制)並みなのはいかがなものでしょうか?どうも、スターウォーズの謎を説明するのに精一杯で、話の説得力は薄かったようです。
ダース・シディアスを見ていると、作り方次第でもっと興味深いキャラクターに仕上げる事も簡単に出来たはずなのにもったいない。物語全体に深みを与えるのには、魅力的な悪役が必要不可欠では無いかと思います(デスラー総統とかシャア・アズナブルとかワルサー&グロッキーとか、アニメばっかだな)。シディアスを含めてキャラクターの描かれ方が薄っぺらい印象が残ります。EP2〜3にかけて、一体何フィートのフィルムを無駄に使ったのだろうかという思いにもかられます。

あ〜あ、やっちゃった。

本当は、これだけ壮大なスケールで描かれた作品であり、一時は頓挫したシリーズ化を再び始めた事に敬意を表し、今回はあまりたたかないようにしようとしていたのですが、どうしても鼻についてしまったため、書いてしまいました。

以前、ジョージ・ルーカスは、スターウォーズシリーズの映画化を断念していた理由として、「映像表現のための技術力が不足していた」からと語り、EP1の直前の数年で技術が飛躍的に高まったために再度映画化に踏み切ったとしていました。たしかに映像の技術力が高まったのは理解出来るのですが、その分観衆もそういう映像に慣れてしまい、どんなに映像の隙間を埋めたとしても「ど〜せCGでしょ?」という一言を浴びせられる事までは想定していたのでしょうか?

かなり言いたい放題になってしまったような気もしますが、普通の娯楽活劇として考えたら「普通に面白かった」です。見る前の予備知識として「なんでアナキン→ダース・ベイダー?」という程度の事を頭に入れておきさえすれば十分楽しめるかもしれません。

映画館の売店では当然ながらスターウォーズグッズが沢山販売されていたようです。しかし、私はロクに見ていません。でも、宣伝用ポスターで、「ダース・ベイダー」がこちらに手を差し出している構図の分は「一昔前の西部劇」っぽくて、ちょっと欲しくなってしまいました

スターウォーズ エピソード3 シスの復讐
                  (公式HPはここ

備考 出演 ユアン・マクレガー/ナタリー・ポートマン
    ヘイデン・クリステンセン/クリストファー・リー
監督 ジョージ・ルーカス
2005年7月公開 米国制作


2005年芒種の頃 サハラ
評点 スカっと爽快な大活劇
前宣伝が少なかったが拾いもの
難しいこと考えずに見た見た
フォロー こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
来月から公開の「スターウォーズ3」と「ポケモン」に備えて鋭気を養わなければならないのに、とめどもなく映画を見つづけている今日このごろです(ほとんどですな)。今回はライト更新にしないと体がもちません(なにしろ年寄りなんで)。

今回見た作品は、ほんの2週間前程に、別の映画を見た帰りに貰ったパンフで始めて知った物です。

内容は、
南北戦争の頃、ミシシッピ川で行方不明になった甲鉄艦「テキサス」が、アフリカのニジュール川をさかのぼっていたという情報を聞きつけ、その船を追いかけていく。
というものです。活劇物の定番ストーリーですね。

まあ、主人公が大暴れするタイプの活劇映画はストーリーなんか気にしてはいけません。どれだけお客さんを乗せるかどうかが勝負ですから。

そんな事で、話のテンポがどうだったかと言うと、「なかなか小気味良かった」と言えるでしょう。
特にこういうタイプにありがちな展開で、「話がいきなり大きくなる」というのがありますが、この「サハラ」は話の大きくなり加減がいい塩梅でした。正直良く出来ていました。

ストーリーのつじつまについても、無茶な展開も無く、納得して見ることができました。もっとも、外洋にでるだけですぐに波に煽られ、沈んでしまう河川専用の船が、どうやって大西洋を横断したのか・・・。私は鑑賞中ずっと気になって仕方ありませんでしたが。

サハラ(公式HPはここ

備考 出演 マシュー・マコノヒー/スティーヴ・ザーン
   ペネロペ・クルス/ランベール・ウィルソン
監督 ブレック・アイズナー
2005年6月公開 米国制作


2005年大寒の頃 スーパーサイズ ミー
評点 監督本人が被験者となって危険な事をした所が泣けてくる
食は文化以上であり、ないがしろには絶対できない
食べすぎは体に良くないです
フォロー
◇ 上映前 ◇
以前このHPで紹介させていただいた「スーパーサイズ ミー」を、とうとう見に来ました(まだ、見る前です)。オチは大体想像ついているのですが、それでも楽しみです(悪趣味)。前に書いた紹介で、好き放題書いてしまったので、新ネタが出てくるかどうか問題ですが。

◇ 上映後 ◇
見てきました、うーむ。
監督兼主演兼被検者のスパーロック氏は、ある程度予想通りでした。体重が15kg程も増し、体脂肪率も上昇。内蔵等の健康値を測る指標も異常な値を示すものが増えていきました。当然ながら心臓病発生リスクも2倍に増えてしまいました。
意外だったのは、実験が進むうちに気持ちが塞ぎ込んでいってしまっていった上に、マ○ドナルド(本来の問題点を見失わないために一部伏せ字にしました)を食べている間は恍惚となっていった所でしょう。お酒などで引き起こされる中毒症状が、高脂肪食を継続的に食べても起こる事に驚きました。
まあ、一番驚いたのは、実験期間中で一時体重が軽くなり、その原因が、筋肉がより比重の軽い脂肪に変わったからだという所でしょう。この映画がドキュメンタリーである事を思い知らされました。

お話を聞いていて、いろいろと怖い所は出てきましたが、あえてここでは書きません。しかし、アメリカの食品業界は、お客様が望んで、しかも企業としてもうけになるならば(その事のツケがどこかで払わなくてはならなくなるとしても)何でもするんだなと、ちょっとヤな感じがしました。日本の場合は、食べ物に気をつける人が向こうよりははるかに多そうだと思うので、こんな事は起こらないだろうと言いたいのですが、昼下がり、地方都市にあるマクド○ルドへ行くと、小さい子供たちが店内を所狭しと駆け回り、大きい声を出してはしゃいでいるのを見ると、かなり怪しいなとも思ったりします。

ここで最後に一口メモ
美しく青きドナウ
1867年に「ワルツ王」ヨハン・シュトラウス2世が作曲した。

元々は当時の時勢を風刺した歌詞が付いていたが、美しいメロディラインを持っていた為に、後に改題され、新しい歌詞も付けられた。今ではオーストリア第2の国歌とも言われている。

キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」で、月連絡シャトル船内映像のBGMとして使われ、トータル完成度が高いだけでなく、新しい時代を予感させるシーンに仕上がっている。

ま、今日はこの位で終わりにします。

スーパーサイズ ミーの公式HPは(ここ)です。
備考 監督・主演・被験者 モーガン・スパーロック
2004年12月公開 米国制作


2004年処暑の頃 サンダーバード
評点 この夏休みのファミリー映画
レスキューマシン全紹介
オリジナルを知らない方が面白かったかも
フォロー 地球儀がアップからロングに引いていくユニバーサル映画おなじみのタイトル映像が終わると、鮮やかな2色の原色を使ったタイトルアニメーションが、誰もが知っているあのテーマ曲に乗って始まります。それは'70年代によく描かれていた科学万能の明るい21世紀(実際に迎えた単なる昨日の繰り返しの果てに有った21世紀では無い)を思い浮かべさせられます。
そういう「カッコイイ」スタートから、その後の展開に期待が膨らんだのですが、本編の冒頭「国際救助隊が敵に襲われた」時点で、「国際救助隊は誰が助けるの?」(by悪役の親分)という話が確定してしまいました。まあ、救助隊一家の末っ子と仲間達が助けるのですけどね。そのせいか、ストーリーは解りやすすぎる展開になってしまいました。出てくる悪役、特に子分2人は「ワルサー、グロッキー」('70年代テイストぷんぷん)みたいでした。
サンダーバードと言えば国際救助隊が誇る救助用マシンですが、マシンが八面六臂の大活躍をする事はありませんでした(5号なんかあんな事になっちゃうし)。むしろ、クリスマス直前に放送されるスーパー戦隊もの(ガオレンジャーとか)のようにただのヤラレメカになってもいいから全部のマシンを登場させたという扱いになっていました。
ハリウッド映画なのでラストは大体予想出来てしまうのですが、とりあえず悪役3人組は死にません。やはりシリーズ化を見越しているのでしょう。敵の親分がお約束のように「サンダーバード、今度は見ておれ」的な台詞を残したのが印象的でした。

来年の夏あたりにはUSJのアトラクションとしてサンダーバードが登場するのでしょう。
備考 出演 ビル・パクストン/ソフィア・マイルズ/ベン・キングズレー
監督 ジョナサン・フレイクス
2004年8月公開 米国制作


2004年夏至の頃 スパイダーマン2
評点  驚くような映像が少なかった。
 悪役にあまり魅力が無い。
 ヒーローの普段時がそーとーダメダメ君
  (コレはアメリカンヒーローの定番だからアリか?)
フォロー 前作のスパイダーマンは、スパイダーマンが街を飛び回る(まるで漫画みたいな)SFXが話題になりました。そんな派手なSFXと比べ、主人公が必要以上にうじうじ思い悩むシーンも多く、消化不良な感じもしました。悪役「グリーンゴブリン」を演じたウィレム デフォーの怪演もあったために余計に思ったのかも知れません。
そんな事でKi-Tsu-Neはこの映画が当時の全米興行収入記録を塗り変えたのか信じられませんでした。アクションシーンは環境ビデオ(死語)を見ているようでしたし。そんな訳で今回のパート2はあまり期待していませんでした。
で、実際の所どうだったかと言うと、意外とおもしろかった(期待していなかった事の反動か)。
アクションシーンは前作よりもレベルダウンをしたような気がしましたが、今の時代、どんなにすごい映像を作っても、Ki-Tsu-NeのようにどうせCGなんでしょと思う人も多いので、無駄な所にお金をかけるよりは適当な所で止めておくのも良いのでは無いでしょうか。
今回のテーマは、「スパイダーマンを続けていくのに疲れたピーター君がどういう風に自分を取り戻していくのか?」という事なのでしょう(まあ、うじうじしているのには変わりは無いのですが)。こんなのに似たことは普通の人にも有りそうな事なので共感がもてます。で、自分自身を取り戻していくピーター君を見て、「コレは青春ドラマなんだなぁ」とも思ってしまいました。
なお、今回の作品は、前作を知っておいたほうがより楽しめます。前作はKi-Tsu-Ne的にはあんまりおもしろくなかったのですが、必ず見ておいた方が良いです。これだけ「大した事がないと」書いておけば、案外楽しく見られるかも知れませんし...
備考 出演 トビー・マグワイア/キルスティン・ダンスト
   ジェームズ・フランコ/アルフレッド・モリーナ
監督 サム・ライミ
2004年7月公開 米国制作
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