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以前のなんやらかんやら
Ki-Tsu-Neが以前吐き出したいろんな下らない事をまとめています。私のだらだら発言は皆さんに楽しんでいただいているのでしょうか?これ以外のヨタ話は「なんやらかんやら」メインページに戻って、他のインデックスを選んでください。
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2006年大暑の頃
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Sudoku
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Ki-Tsu-Neです。
このHPは一応、Palm系情報を扱っているはずなのですが、いかんせん。最近はB級グルメやら、温泉に行って1万円あたったやら、たまにPalm情報を書いたと思ったら「液晶を割った」やらで、単なるおもしろ情報サイトと化している今日この頃です。そこで、今回は久しぶりに真っ当なPalm情報をお伝えしましょう。
数独と言えば、私の記憶では約15年ほど前からパズル雑誌で取り上げられ始めた数字パズルです。ここで簡単にルールを説明すると・・・、
- 縦横3つに区切った大きい升目を、さらに小さい升目で縦横3つに区切った枠が有ります。
- はじめはその升の幾つかに1〜9の数字が埋められています。
- 最終的には、大きい升目の中で1〜9の数字を重ならないよう、さらに、小さい升目の数字が縦横全ての升で重ならないように埋めます。
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詳しい説明はこのへんを見て下さい。
この数独、最近どうも静かなブームになっているようで、おもちゃ屋あたりを見ると「数独ゲーム」の専用機が複数の会社から発売されています。
とあるおもちゃ売場の一角
しかし、この数独専用機。何となくPDAに似ていますね。実際、高級機種(と言っても3000円程度の物ですが)
にはスタイラスまで付いています。PalmやClie、WindowsMobile機を使っている方達ならば雰囲気が容易に想像が付くでしょう。
それではPalm機では数独用のプログラムは有るでしょうか?
数独ファンならおなじみの升目です
いやあ、有るものなんですね。英語版のゲームなのですが、その名も「Sudoku」。数独は英語圏では「ナンバープレート」と呼ばれているはずなのですが、このプログラム名は日本語の略称が使われています。面白いものですね。
(ここに紹介したAndrew Gregory氏のSudokuはここ)
このプログラム、実はいろんな機能が付いているので、ここでは全てを紹介できません。とりあえずはすぐにゲームを始める方法を書きます。
- まず、Palmのメニューボタンをタップし、メニューバーを表示させます。
- メニューバーが表示されたら、Game→New...と選択します。
- New Gameのウインドウが表示されたらRandomのチェックボックスにチェックを入れます
- チェックを入れたらOKボタンをタップして下さい。
- 4〜5分で、自動的に問題が作成されます。
- 作成されたら左上に表示されたGoボタンをタップして下さい。
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準備完了
あとのやり方は2〜3回解いてみれば判るでしょう。
ここには何が入るのか?
あともうちょい
ふぅっ、やっと完成
なお、今回はPalmに問題を作らせる方法を紹介しましたが、雑誌などに出ている問題をあらかじめこのプログラムに入力する事も出来ます。
Palmユーザの方はこれでいつでもどこでも数独がやり放題です。みなさんも通勤の合間や、寝苦しい夏の夜の時間つぶしにこれをされてはいかがでしょうか?ちなみに私は数独漬けになってしまい、寝る時間も潰れてしまっています。
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2006年大暑の頃
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「ゆれる」つもりがたおれる
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
最近、暑いですね。皆様は日々どのようにお過ごしでしょうか?
私は、おととい('06/7/26)、久しぶりにミニシアター系の映画を見ようと梅田に出てまいりました。
梅田に到着し、私はすぐに北新地周辺のチケット屋さんに参りました。もちろん格安の映画チケットを手に入れるためです。映画を見るのに1本1800円かかるというのは、万年金欠病の私にとってはつらいものがあります。大抵私はできるだけ安く見られるようにこういう場所を利用するようにしています(まるで賢い主婦のようですね)。
しかし、今回はどのチケット屋さんに行っても売り切れです。たしかに梅田での上映はあと2・3日で終了する映画かも知れませんが、もともと上映期間は1週間程度しか無かったはず。以前同じような状況で利用した時は、まだまだ余っていたはずでした。思えば、ここで気づくべき事が有ったようです。
今回鑑賞する事に決めた映画は「ゆれる」(公式HPはここ)。オダギリジョーが主演の心理劇です。いかにもミニシアター向きの作品です。専門家のレビューを見ると、大抵が高評価。私も丁度こういうのを見たい気分でした。
チケット屋さんでは格安チケットを入手出来ませんでしたが、それでも私は映画館に向けて歩き始めました。注目度が高い割には上映期間が短い作品です。この機会を逃すわけにはいきません。しかし、今回の映画館は「シネ・リーブル梅田(公式HPはここ)」です。以前このHPでも紹介した、梅田の繁華街から遠く離れた「梅田ガーデンシティ」内にある映画館です。前回訪れた時期は4月頃だったので、散歩気分で行く事が出来たのですが、今回はゆだるような暑さの中をふらふらになりながら現地に向かいました。途中、長い歩行者用トンネルが有るのですが、その中はまるでサウナのようです。狭い通路の中を沢山の人が行き交う中(これがまた人が多いんだ)、自転車やら他人やらにぶつからないようにできるだけまっすぐ歩いて行きました(誰かが大阪名物不法駐車の自転車にぶつかってひっくり返ってました。あぶないあぶない)。
ねっとりとまとわりつくような湿気の中、なんとか映画館までたどり着きました。ここで映画の開始時間を確認。次の開始時間は14:50。今の時間は13:10です。開始まで1時間半も有れば、まず間違いなく見ることは出来るでしょう。でも、一応先に席を確保しておこうと思い、チケット売り場に行くことにしました。
「シネ・リーブル梅田」のチケット売り場を見ると、5、6人位の列が出来ています。この映画館はスクリーンが2面あり、もう一方の映画の上映開始が近づいていました。この列は、もう一つの映画を見るために並んでいる人たちのものだなと私は思っていました。
列は順に進んでいき、私の番が回ってきました。私は、係のおねえさんに「ゆれる」のチケットをお願いしました。しかし、眼鏡をかけたたまご顔で色白のおねえさんは、私に申し訳なさそうな顔を向け、「14:50の回は席が全て埋まっておりまして、立ち見でのご案内となります」とおっしゃるでは無いですか。私は我が耳を疑いました。しかし、もう一度確認しても同じ返事が返ってくるだけです。私は「ゆれる」を見る前に、この驚くべき事実と、大阪の殺人的な暑さのためにその場に「たおれこみ」そうになりました。
なんとか「たおれこ」まずに体制を立て直した私は、長考をした結果、鑑賞をあきらめる事にしました。2時間以上も立ちっぱなしでいたら、今度こそ倒れかねません。私は、暑い日差しの中、もと来た道を帰っていきました。そのあと何をしたかは聞かないで下さい。
追記1
天六で「神の左手 悪魔の右手(公式HPはここ)」を上映していたようです。こっちへ足を向けても良かったなあ。
追記2
「シネ・リーブル梅田」での「ゆれる」の上映は8/25まで有るそうです。それまでには見に行きたいなあ。
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2006年小暑の頃
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祭り気分って、こんなもの
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
私の棲む祠の辺りでは、時々祭りのせいで途轍もなく騒がしくなるという事は以前ここに書きましたが、先日、その大きな祭りが有りました。
今回は耐えられないくらいにうるさくなりそうでしたので、私は暫く祠を離れ、私の数少ない友人のもとを訪ねる事にしました。
しかし、いざ着いた所で、私は友人を訪ねた事を非常に後悔しました。まずは以下の写真を・・・。
あね・さん・ろっかく・たこ・にしき
祇園祭です。しかも、いわゆる「宵山」の直前に来てしまいました。もう、人だらけで大変です。下手に外に出ない方が良かったくらいです。
まあ、とりあえず気を取り直して。たしかに人ゴミはひどいのですが、今年はあまり天気が良くないせいか、心なしか人出も少なめのようです。久しぶりにお祭り気分に浸ってみましょう。
さすがに関西三大祭り(祇園祭・天神祭・あとなんだっけ?)の一角と言われるだけ有ります。見物客だけでなく、祭りにはつきものの露店も数多く出ています。定番物のわたがし屋に金魚すくい、お面屋は当然。珍しい所では、スマートボールの店や、トルコアイスなどと言うのもありました。さらに、この周辺は呉服の店が多く、至るところで「祇園祭記念セール」を行っていました。このあたりがさすが京都らしい所です。
そんな中、暫く歩いていると、PS2やDSのゲームソフトが所せましと並べられている店を見つけました。よく見ると、その店の真中にはPSPやDS本体の箱が並べられています。そして、火事場から焼け出されたバカボンパパみたいなおっさん人が呼び込みをしていました。
「みんなおいでおいで。くじ引きだよ。1回300円、2回で500円だよ。」
(これはイメージ画像です でも、XBoxが旧バーションなのがなんとも微妙)
最近の夜店には子供達にくじを引かせる所が有るようです。しかも、当たり商品が子供達垂涎のDS本体やら、マリオやらとなると(どうぶつのもりは無かった。その辺りがバカボンパパのセンス)、注目度はかなり高いようです。でも、それら当たり景品のパッケージをじっと見ると、心なしか埃をかぶっているようです。このサイトをご覧になっている賢明な読者の方々ならば、それが何を意味しているのか分かるでしょう。しかし、私は248歳の分別のある大人(もののけですが)。細かい所には目をつぶる事にしました。もっとも、バカボンパパ店長のこの一言「さっきお嬢ちゃんがDS持ってったよ」には、思わず心の中で「んなわけねーだろっ」とつっこんでしまいましたが。
しかし、祭りの魔力とは恐ろしいものです。当たりなんか出るわけないのに、くじ引きを、つい、引いてしまいました。
くじで引き当てた番号をバカボンパパ店長に伝えると「それ、大当り〜ッ」。景気のいい一言です。しかし、私の目の前に出された景品は・・・。
通称カメレオン
異常なまでに横幅の長い紙を棒に巻き付けたおもちゃです。どうやって遊ぶかはあえて書きません。子供は携帯ゲーム機なぞせずに、素朴な遊びを楽しめという事を示しているのでしょうか?私は248歳のもののけなのですが。
そんな事を思いながら祭りの喧噪の中を歩いていると、同じようなくじ引き屋の前に出てしまいました。今度はチョイ悪なパタリロが呼び込みをしています。
「祭りって、ステキですよねっ♥」。
そして私の、ちょっと辻廻しでコンコンチキチンなトークをお楽しみください。
また、性懲りもなく引いてしまいました。
でも、今度は前とは様子が違います。悪パタリロ今度の店長は、やや舌足らずな口調で「あんた、それ、大当りだよっ」と言っています。でも、渡された景品は・・・。
まだ生きていたのか?
ここをご覧になっている10代の方々は、コレを知っているのでしょうか。これはその名も「ブーブークッション」です(恥ずかしいくらいにストレートなネーミング)。これについても知らないよい子達はお父さんお母さんに聞いてください。
まさか、この輝かしい未来であるはずの21世紀にこんな'60年代のアメリカンアイテムを見つけるとは思っても見ませんでした。私の頭の中は一瞬、「ラブ&ピース」「ウッドストック」「フリーセックス」「北爆(この場合の北はベトナム)」などというキーワードで満たされていました。
私は、ある種のデジャブーと、祭りの熱気と、古都の梅雨のねっとりとまとわりつく空気のせいでその場に倒れ込みそうになりました。しかし、私の傍らにいた高校生達の「ブーブークッション、いいなあ。それほしい。」という一言を聞くと、「歴史は繰り返すものなのかな」と叙情的な気持ちにさせられました。
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2006年小暑の頃
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つうこんのいちげきをくらった
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
先日、私の愛機『Clie TH-55』の液晶を割ってしまったお話をしましたが、修理見積もりの為に預けていた「大きなカメラ屋さん」から電話が有りました。ここにその時のやりとりを紹介します。
カメラ屋さん(以下カ)「もしもし、先日お預かりしたClie TH-55の見積もりが出たのでお電話させていただきました。今から申し上げますので、お願いします。」
Ki-Tsu-Ne(以下Ki)「はい。」
以前の書き込みで、Clieの液晶破損時の標準的な修理金額は調査済み(21,714円)だったので、心づもりは出来ていたはずでした。しかし、このあとのやりとりでKi-Tsu-Neは予想だにしない衝撃を受ける事に・・・。
カ「メーカーに見積もりを出した所、液晶だけでなく、タッチセンサの部分も交換する必要が有るようでして・・・、」
Ki「ふむふむ。」
カ「費用は27,600円かかるようです。」
Ki「え、・・・」
カ「お客様の品物の修理を、修理見積もり額をお伝えした上で続けさせていただくかどうかをお伺いさせていただいております。つきましては・・・・・・」
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2006年小暑の頃
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ピクリンさん
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
みなさんご存知のように私は「もののけ」ですが、一応住処というものもございます。関西の某県某市に有る「深和山(みわさん)」という山の中に点在する祠の一つに住んでいます。
この「深和山」、この地域の信仰対象となっています。山の西側には大きな神殿が建っていまして、この辺りでは何かと言うと、神殿辺りでいろんなお祭りが執り行われます。普通の祭りならば私の棲む祠辺りまで騒がれるような事は無いのであまり気にしなくて済むのですが、時々、この街全体で祭りをする事があり、当然山全体も文字どおり「お祭り騒ぎ」になります。そんな時はしょうがないんで一時祠から出ていって、暫くほとぼりが冷めるまで余所で身を潜めるようにしています。
ここの御神体とやらがお祭り好きで、地域住民は喜んでいるのでしょうが、実際に棲んでいる私にとってはいい迷惑です(祠を不法占拠している身でこんな事は言えませんが)。
まあ、そんな事をぼーっと考えながらいつものごとくネットサーフィンをしていますと、こんなサイト(ここ)を見つけました。
うちの「深和山」は「大物主大神」とは全然関係ありませんが、この「ピクリンさん(リンクはここ)」はもしかするとちょっと関係あるかも知れません。
このサイト「ピクリンさん」は、日本書記の漫画や、何故か銅鐸がバイトをしている漫画などが載っています。サイト全体の雰囲気がなんともほのぼのとしていて、何とも心がなごみます。みなさまも一度ご覧になって下さい。
ピクリンさん 対象年齢は小学生のお子様から大人まで
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2006年夏至の頃
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形あるものは皆壊れる運命にある
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
私のこのHPのコンテンツで、「世界最終のTH-55レビュー」というのが有るのですが、これ、中身が余り揃っていません。元々ソニー製のPalmデバイス「TH-55」が生産中止になり、その使い方が忘れ去られないように覚え書きのためのコンテンツを作ろうとしたのですが、私自身がめんどくさくなって2つほど書き込みを作った所で放置してしまいました。ノウハウ集は、やはり実際に体験したことをこまめにまとめて、初めて出来上がることを実感しています。
しかし、昨日、かなり大きな実体験をしてしまいました。まずは下の写真を・・・。
タイルの上に落としちゃったの・・・
TH-55の液晶を割ってしまいました。
私は「ピュアーオーディオ原理主義派」なので、当然「アンチ・ソニー」です。本来ならば「機械が壊れたぁ?、ソ△ータイマーが動いたんだろ?(やつあたり)」とか、「ドンシャリ音で耳が痛い!やっぱでんおんのCDプレーヤのほうがいいや(見当違い)」などと言う所です(表現の方向性が違う)。しかしさすがに、今は国内版のPalmデバイスが全く販売されていないのが現状だと思うと、この壊れたTH-55も折り合いを付けて使い続けるしか有りません。
身の不幸を嘆いても始まりません。思えば一昔前のPalmコミュニティには、自分のデバイスを壊した時の報告HPも有った位です。ポジティブに考えれば、私も大きなトラブルに出会って初めてPalmのパワーユーザーの仲間入りをしたとも言えるでしょう。見方によっては長期の入院患者が自分の病気自慢をしているようにも思えますが・・・。
修理する事に決めた所で、やはり気になるのは必要金額です。ClieサポートのHPには液晶破損時の修理費用が出ています。こういう点でClieのアフターケアには好感が持てました。今となっては「兵どもが夢の跡」ですが(合掌)。
さて、修理費用です。費用の書いているページはすぐ見つかりましたが、目安の費用は・・・「21,714円!(税込)」です。
「やはりこれだけかかるのか・・・」私は半ばあきらめながらこの金額を見ていました。この金額のうち、部品代は多分半額位であり、残りは技術料と称する作業者への工賃となります。私は「部品調達出来れば自力で直してやろうか」とも考えたのですが、いかんせん。そんな技術力、私にはありません。そんなわけで泣く泣く「大きなカメラ屋さん」に修理の依頼を出しました(今回もオチ無し)
。
追伸
ちなみにこの文章は、私の前の愛用マシン「TJ-25」で書いています。これを使っていると電池の減りが早い!前の日にフル充電していたはずなのに、文章を書ききる前に電池残量が10%を切ってしまいました。このまま「電池が切れちゃった」というネタにするのも一興かとも思いましたが、液晶を割った時点で「インパクトが強すぎ」るので、何とかだましだまし使いながら書き終えました。
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2006年夏至の頃
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ほにゃららプランニングの●ドリカワです
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
皆さんは、毎日お仕事や勉学に勤しんでおられるでしょうか?
最近、私はこのような事が有りました。
なお、今回は個人に対するプライバシーを配慮するために一部伏せ字をさせていただいております。ご愛読の皆様、どうかご了承下さい。
梅雨の中休みの日差しが照りつけるある昼下がり。私は祠の中で昼寝をとっていました。すると、私の電話が突然鳴り始めました。
けたたましく鳴り続ける呼び出し音の中、眠い目をこすりつつ私は受話器をとりました。
『恐れ入ります、わたくし、XXプランニングのミ●リカワと申します』
声の主はおそらく三十代前半。快活であるがそれが嫌みにならない、場慣れした営業マンのようでした。私はごく普通の社会人として、その電話の応対をいたしました。
Ki-Tsu-Ne(以降 Ki とする)「えー、ミドリ●ワ様は一体どういったご用件でしょうか?」
すると●ドリカワ氏は・・・
ミドリカ●氏(以降 ミ とする)『はい、実は東京の分譲マンションについてのご紹介のお電話をさせていただきました。』
東京の分譲マンション・・・。みなさんご存知の通り私は関西在住のもののけです。たしかに何カ月に1回は関東方面に出張する事もありますが、東京へ根城を移す計画はありません。そもそも貧乏なのでマンションなんか買えませんが。
睡眠時間を確保するために、私は「私は興味ありませんので、失礼します」と断りを入れ、電話を切ろうとしたのですが、このミド●カワ氏は、
ミ『ちょ、ちょっと待ってください。私の話を聞いてください!』
と、食い下がってきます。正直しつこい。いや、それともこれぞ飛び込み営業の鑑と誉めるべきなのでしょうか?
私はこの平成の世に珍しいガッツの有る営業マン・ミ●リカワ氏に幾つか質問したい事が沸々とわいて参りました。そして、幾つか質問を投げかけてみました。
Ki「ところで貴方は何故私の所に電話をかけて来たのですか?貴方の勤めている会社名は?」
電話の相手は間髪置かずに、
ミ『ちょっと、ちょっと待って下さい。まずは私の話を聞いて下さい。』
自分の正体を知らない相手を説得するには、まず自分の身分を解らせる必要が有るのに、先に中身の解らない話を持ちだそうとするとは、このミドリ●ワ氏、意外と経験不足なのかもしれません。
興味の無い話で睡眠時間を削られたくなかった私は、ミドリカ●氏に、「詳しい話が有るのならば社務所を通して頂きたい。応対の時間が無いので電話を切らせてもらう。」と説明をしたのですが、彼は、
ミ『貴方は勘違いをしておられる。私の話をお聞き下さい。』
との一点張り。私は眠いのに・・・。
堪り兼ねた私は、とうとう●ドリカワ氏にこんな話を持ちかけました。
Ki「わかりました、ミドリカ●さん。実は私、東京が実家なんです。父が早く帰ってこいとうるさいんで、親のそばに住む家をさがしてるんですよ。」
ミ『ほう、そうですか!』
東京と聞いたミ●リカワ氏、早速話に飛びついてきました。
Ki「父の家の住所を言いますんで、よろしくお願いします」
ミ『はい』
Ki「郵便番号が100-2100」
ミ『はい、どうぞ』
Ki「住所は、東京都、小笠原村・・・」
ミ『あー、自然が一杯有りそうなところですねぇ』
Ki「いつもみんなにそう言ってもらえるんですよ。」
私の個人情報を聞き出せたのがよほど嬉しかったのかミドリカ●氏は、調子を合わせて来ます。
Ki「で、続きを言いますね。小笠原村沖ノ鳥島2番地。」
ミ『えっ・・・』
1987年ごろの沖ノ鳥島
電話の先で明らかに絶句しているミド●カワ氏に対し、私はさらに畳み掛けるように
Ki「いやぁ、最近庭にチタン製の蓋をかぶせられたり、中国人に『アナタ出てくアルよ』と言われたり大変みたいですよ。わっはっは」
と言いながら電話を切ったのでした。
これをご覧になっている皆様。家の購入は一生の中で最大の買い物と言われています。細心の注意を払い、慎重に考えるようにしましょう。
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2006年芒種の頃
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ベビースター工場ツアー
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
ついにここへ行って参りました。先ずは下の写真を・・・。
これ、すんごく大きいの
今まで全国グルメ版および世界グルメ版のベビースターラーメンの紹介をいたしましたが、今回はとうとうベビースターラーメン工場に行って来ました。
え〜と、実は私、「工場見学」が大好きでして、「牛乳工場」やら「ビール工場」、「パン工場」に「グリコの工場」。結構いろいろと廻っています。今度は伊丹にある「マヨネーズ工場(リンクはここ)」にも行ってみたい所です。
しかし、私が住んでいる場所は関西ですが、ベビースターラーメンを製造している「おやつカンパニー」の本拠地は三重県。たかが工場見学の為に足を伸ばすにはちょっと遠い。長いこと見学は諦めていました。ところが、ある日、「ベビースターラーメン工場バスツアー」というのを見つけてしまい、無類の工場見学好きのKi-Tsu-Neは早速参加してしまいました。
工場に着いて、まず驚いた事は、「全棟がまっ黄色」。しかも、ただでさえ大きな建物の壁にはベビースターラーメンのイメージキャラクター「ベイちゃん」の巨大な顔が描かれていました。最近の企業は、その企業価値を高めるためにコーポレートアイデンティティ(CI)を大切にする努力を続けていますが、ここまでCIを明確にしている所を見たのは初めてです。
さて、次は工場内部の様子と言いたいところですが、いきなり「撮影禁止」を言い渡されてしまいました。工場の入り口、上の階に上がる階段の所で、案内のおじさんに・・・
嫌がらせのようなイラストですが
「ここから先は撮影禁止」と言われてしまいました。残念。
では、ここでベビースターラーメンの製造行程を紹介しましょう。
1.小麦粉をこねてちぢれ麺にする
2.麺を蒸す
3.麺を味付け用のスープに漬ける
4.揚げてばらばらにする
5.袋につめ、箱詰め・出荷
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まあ、工程は予想していた通りです。写真が無いので、あまりにあっさり(と言うよりは手抜きな)説明になってしまいました。
もし、詳しい説明や写真をご覧になりたい方はおやつカンパニーのHP(リンクはここ)に見にいってみてください。私が面倒くさがっているだけという噂もありますが。
工場を廻った後は休憩室でおやつタイムです。でも、いくらお菓子工場の見学と言ってもここは「ベビースターラーメン工場」。甘いお菓子はまず望めません。出てきたものはベビースターラーメンに、でかベビースターラーメン。あとは新製品のギョウザの皮。すぐ側にはジュースの自動販売機が有りましたが、それより私は「焼酎レモン割り」が欲しかった(まるでオヤジです)。そして、ここにも・・・
ここにもベイちゃんが・・・
推定サイズ約1.8mのベイちゃんの顔が描かれていました。
最後に、工場を発つ前におみやげを頂きました。写真を撮り忘れてしまったのが残念ですが、先ほどおやつに出されたものを頂きました。当然「ギョウザの皮」も。それぞれ美味しく頂きました。ギョウザの皮を食べた時はお酒もかなり進んでしまったので、エンゲル係数が上がってしまった所が問題でしたが。
P.S 以前、高速道路のサービスエリアの売店には、なぜか懐メロCDが売られている事を書きました。あのときの結論は、「市場には需要と供給の関係」が有り、それは「サービスエリアの売店でも成り立つ」という事でした。しかし、とりあえずここで下の写真を見て頂きましょう。ちなみに場所は「道の駅 関宿」です。
Japanese Traditional Culture "BONSAI" !
盆栽の売店です(道の駅なので、事情が違うのかもしれません)。この付近は盆栽が名産なのだそうですが、私にはどんな人が車の運転中に思い立って盆栽を買いたがるのか想像がつきません。とりあえずは、私がここに立ち寄っていた15分程は需要が発生しなかった事だけお伝えしましょう。
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2006年小満の頃
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コンビニエンスな世界グルメツアー
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
今年(2006年)は、ドイツにてサッカー・ワールドカップが開催されます(日本の公式HPはここ)。試合は6月9日よりドイツ国内の10都市で行われます。NHK-BSあたりでは全ての試合を中継する予定だそうです。なお、ドイツと日本の時差は-8時間(サマータイム制を考えれば-7時間)ですので、現地では午後6時に始まる試合も、日本では午前1時から開始となり、こんな試合を見てしまっては次の日は仕事になりません。でも、試合は次の日も有りますので、また午前1時くらいから眠い目を必死になってこすりながらブラウン管(古)にかじりついてしまい、次の日の仕事にならん指数がウナギ登りになる事請け合いです。
でも、世の中、こういう大きなスポーツ大会の中継が大好きな人(例:ちん)は、生活が「明日はぁ〜、ど〜っちだぁ〜」状態になってもとりあえず見るといいます。今回のオリンピックでもテレビにかじりついていたちんさんも、やっぱり「全部観る!」体制なのでしょうか?
ちなみに、試合の開始日程を調べてみました(Jcalcio 最新FIFAランキングサイトです)。すると、第1ステージは6月9日から6月23日まで連日3〜4試合あるようです。2週間も夜は眠れず昼はボロボロの生活を続けて廃人のようになる方が全国で(ちんさんを含めて)何人位出るのでしょうか?まあ、私はそんな生活する気はありませんが・・・。
さて、先日、いつものように行きつけのコンビニエンスストアに行ってみたら、こんなものを見つけました。
世界に向けて
以前、全国のご当地ラーメンをテーマにしたベビースターラーメンを紹介いたしましたが、今回はワールドワイドです。しかも、頭脳明晰な読者の方々ならお解りだと思いますが、この商品ラインアップ、6品のうち3品は次のワールドカップの1stステージで日本と対戦する3カ国(ブラジル、クロアチア、オーストラリア)であり、1品はズバリ次回のワールドカップ開催地であるドイツです。商品パッケージをよく見ると・・・「ワールド・ラーメン」。なかなか微妙・・素敵・・アレなネーミングですね(答えに窮す)。
さすがに、おやつカンパニー(公式HPはここ)さんは
ワールドカップの公式スポンサーでは無いので、商品名に「ワールドカップ」という言葉を入れてはいけないのでしょう。
あと、商品名に「ワールド」と入っているのに6種類だけだと少し物足りない(国内ツアーの時は10種類でした)ような気がします。でも、チュニジアがテーマだと「クスクス(こういう食べ物です)」を元に粒状乾燥パスタの製造から再開発に迫らますし、アメリカをテーマにしたら「アメリカ牛全部入り??味(??部は各自で補完)」等というものが出来てしまって政治問題にもなりかねません。
種類はこの位でとどめておくのが適当だという事にしておきましょう。
さて、ここで「ワールド・ラーメン」の国と風味を紹介してみましょう。
日本
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ベビースターの定番ですが、ワールドワイドなのでちょっとひねっててりやきチキン味
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ドイツ
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プロテスタントの国は食べ物が不味いと言われますが、ドイツならビールとコレが有ればあとはいらないジャーマンソーセージ味
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オーストラリア
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オーストラリアと言えばオージービーフ、オージービーフと言えばオーストラリアなのでペッパーステーキ味
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クロアチア
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風光明媚なお国だそうですけど、食べ物はよくわからないサルマ味
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ブラジル
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ブラジルの郷土料理と言えばシェラスコしか想像付きませんが、やっぱりそうでしたシェラスコ味
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イタリア
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何故ここでイタリアなのか良く解りませんが、サッカーの有力国ですし、風味としては安牌なイタリアンピザ味
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気になるお値段ですが、1袋60円です。分量は、Ki-Tsu-Neにとっては2袋も食べればおなかいっぱいです(食べ飽きるだけかも知れない)。たったの120円で1食を賄う事が出来るので、私のような万年金欠病のもののけにとっては救世主のようなものです。私には神も仏も無いのに(もののけはおなかが空くのか?というツッコミは無視)。
ワールドカップの観戦は、オリンピック以上の長丁場となるので、小腹も空いてくるに違い有りません。そんな時には、この「ワールド・ラーメン」をポリポリして乗り切りましょう。私はすでにペッパーステーキ味とシェラスコ味で夕食を乗り切ってしまいましたが(やっぱり金欠病)。
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2006年小満の頃
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TypeU 見てきました
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
先週ごろから、PDAコミュニティ(もう、Palmコミュニティと呼びにくくなってきている所が厳しい所ですが)を騒がせているマシンがSONYより発表されました。
数々のサイトがこの新機種「VGN-UX50」についてのコメントを付けていましたが、私はあえて何も言いませんでした(出遅れちゃったんで)。しかし、私、Ki-Tsu-Neは根っからのへんなもんデジタルガジェット好き。やはり気になっていました。
そして、今日、UX-50を見るために梅田のソニースタイルに行って来ました。これがUX-50の実機です
かなり汚い写真ですが・・・
確認していたスペックを考えると、普通のビジネスソフトは当然。ゲームでもグラフィック処理の負荷が低い物なら十分に動作する筈です。実際、このマシンでWindows付属のピンボールゲームを動かすと、結構普通に遊べます。私はちょっとだけ涙してしまいました。
おまけのピンボールがちゃんと動きます!
マシンの持った感じは、「ゲーム機のコントローラ」みたいでした。データを閲覧する場合はこのマシンの両端をまさに「コントローラ」を持つようにし、右親指のマウスカーソルコントローラでマウス操作、左親指のボタンでマウスクリックを行います。マシンの重さ、ホールド感を考えると、まるでF1カーのステアリングを握っているように思えます。
もっとも、マシンの厚みがかなりある(タバコの箱くらいの厚み)上に、結構重たい(500g以上)ので、Clieのようにポケットに入れて持ち歩くには抵抗が有ります(単純に落っことしそう)。
次は私にとっての最重要事項、文字入力の感触です。
先に、キーボード入力について。一言で言うと「小豆を押し込んでいる」ような感覚です。さらに、キーと、その周りのフレームの蝕感が似ているので、自分の押したいキーがうまく押せません。私の手と、このキーボードとの相性が悪いだけなのかもしれませんが。
もう一つ、手書き入力について。この新TypeUにはMS-IME以外に「NextText」という入力ソフトが付いています。これはClieユーザならおなじみの「Decuma」に良く似ています。Decumaよりも優れている所は、ATOKあたりでは「省入力」と呼ばれている機能が付いている所です。入力したい言葉の先頭を入力すると、「NextText」ウインドウの上部に入力候補が表示されます。これを使いこなせば、ビジネス文章あたりならば入力効率は格段に上がるでしょう。
画面が見にくいですが、右下にNextTextが表示されています
あ〜でも、Clieユーザである私としては、入力にストレスが残ります。やっぱりGrafitiが欲しい所です。キーボードなんか要らないから、ディスプレイをスライドしたらこんな風になっているのが欲しくなってしまいます。
やっぱりこんなのが欲しい・・・(画面は合成です)
今回、私は購入見送りですが(17万円なんて、国家予算のようなお金持ってません)、キーボード無しでいいから、厚さがTH-55の倍くらいで、バッテリーの持ちが7時間程度(増設バッテリーが3万5千円は高すぎます)のマシンが出たら、Ki-Tsu-Neの気持ちも揺らいでしまうかもしれません。
あ、でも、外部記憶装置が全てフラッシュメモリのモデル(ソニーからのリリース)はかなり期待してしまいます。間違いなく30万円位の値段になってしまうんでしょうが。
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2006年立夏の頃
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神戸空港に行きました
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
先日、「神戸花鳥園(リンクはここ)」に行って来た事をここに書きましたが、ついでに神戸空港にも行ってきました。
神戸・三宮より、ポートライナーに乗車し、15分程揺られていると、右手に空港島が見えてきます。
窓ガラスを通しての撮影だからかなりキタナイけど、空港全景
「神戸空港」駅の改札を抜けると、空港ターミナルは目の前です。
搭乗口の様子
空港ビルの感じは、こじんまりしていて、大都市の空港と言うよりは高知龍馬空港とか長崎空港のような地方空港を思い起こさせます(人はかなりごったがえしていたけれど)。ここの近くに有る国策で建てられた「関西空港」と趣が違います。これは関空のように建設費を湯水のように使う訳にいかず、大都市・神戸を演出するためのアイテムとして必要だが、余り話を大きくして中央官庁に目をつけられないようにするための配慮なのでしょう。
空港の時刻表を見ると、この空港がますます地方都市の空港のように思えてきます。一日の出発便数は約30便。これは「高知龍馬空港」と大体同じです。関西圏にある突っ込み所満載の「南紀白浜空港」よりは遙かにましですが、150万都市・神戸市の空港としては貧相です。
まあ、飛行場の運用なんかもののけの私には解らないのでこのくらいにして。
最後に、空港ビルの屋上に上ってみました。
みんな飛行機が大好き
屋上に上がってみると、黒山の人だかり。観光客の方々がフェンスにぎっしりと張り付いています。ここから飛行機の離着陸の様子が見る事が出来るのですが、この日は観光客の壁のお陰で何も見えませんでした。ここでロマンチックに飛び立つ飛行機を見ながら愛を語ったりするのは多分平日の方がいいでしょう(平日混んでいてもKi-Tsu-Neは知りませんが)。
関西の新名所。或いは関西新空港構想の案件が出た頃からの「神戸市の悲願(神戸市民では無い)」である「神戸空港」。あなたも一度行かれてはどうでしょう。
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2006年立夏の頃
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スパワールド万歳
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
先日、大阪・新今宮に有る「スパワールド」に行って参りました。
スパワールドとは、温泉と、ウォータースライダーも含めたリゾート型プールが自慢の娯楽施設です。
この施設、入場料は大人3000円と、一日中温泉に浸かってでもない限り、若干高め(3時間で2700円というコースも有り)ですが、公式HP(ここ)にてメールマガジンの登録をする事で1000円割引のサービスが受けられます。時々CMなどで入場料1000円キャンペーンをやっている事も有りますが、その時期はあまりおすすめではありません。プールで身動きが取れなくなる程混み合ったりするので、気分転換のつもりが「里芋」になったような気分にさせられます。
プールと温泉で心も体もリフレッシュし、「風呂上がりのコーヒー乳」(今はコーヒー牛乳と呼んではいけないそうです)を捜し求めようとした所で、
という張り紙を見つけてしまいました。関西で集客イベントと来れば、やはり、「現金プレゼント」が最も効果的です。関西人はがめつい実利的ですから。
その抽選会場は「大宴会場」となっています。開始時間もあと15分程に迫っています。早速私は抽選会場に向かいました。Ki-Tsu-Neはもののけですが、がめつい実利的ですから。
抽選会場に到着すると、ステージには既に抽選機が設置されていました。その画面には、4桁の数字が並んでいました。どうやらこの4桁の数字を予想して当選者を決めるのでしょう。
ここで会場内の様子を伺ってみました。「じっと座っていれば1万円が当たる」イベントですから、さぞギャラリーでいっぱいでは無いかと予想していましたが、実際は・・・、
まばら
でした。家族連れらしき団体が5つ位、所謂関西のオバちゃんの団体が2つ位。あと、5歳位の子供も含めた10人位の一族郎党が一つ・・・。人数にして、約30人位・・・。
主催者側の思惑とは裏腹に、がら空きの大宴会場。ここで、1万円の当選確率を計算してみましょう。抽選機械で弾き出される4桁の数字パターンは全部で1万。抽選会のギャラリーが選んだ数字は全部で30と見ると、1回の抽選で当たりが出る確率は0.3%。333回抽選を行って、やっと当たりが出る計算になります。それでは、抽選を始めてからどの程度時間が経てば当たりが出るのでしょう?1回の抽選に2分かかるとすると、当たりが出るのは666分後。11時間強経たないと当選者が出ない計算になります。まあ、関西人ならばこの程度の事はガマンしてしまいそうですが。
さて、そんな大きな不安を抱えながら大抽選会の時間を迎えました。壇上には「みなさ〜ん、こんにちわ〜」と、イベント司会特有のハイテンションなあいさつをしながら進行役のおねえさんが出て参りました。しかし、会場はあからさまにダウナーなままです。一族郎党グループでは、小さい娘がうどんをこぼさず食べられるようにお母さんがいろいろと世話を焼いています(日本の家族)。
いくら司会が場を盛り上げようとしても、お客さんに知らん顔をされたらさぞ辛いでしょう。私なら間違いなくめげてしまいます。しかし、さすがおねえさんはプロです(多分)。その高いテンションなまま抽選を始めました。抽選機のボタンを押すと、スクリーン上のスロットが回り始めました。そして、頭から一つずつ数字が止まっていきます。そして、全ての数字が止まり、当選番号が決まりました。高らかに読み上げられる抽選番号!。けれども、会場には当たりの人は居ません。これから11時間のマラソン抽選会が始まるのでしょうか?
さすがにマラソン抽選会にする訳にはいかなかったようで、抽選する数字は頭3桁までとなりました。おねえさんは、会場から一人子供を選んで、抽選機のボタンを押して貰うように促しています(会場の一体感を高める為によく行われる手段ですね)。壇上に上げられた女の子によって3桁の数字が選ばれました。しかし、まだ当たりは出ません。当選確率が10倍になっても0.3%から3%になっただけですからねえ。これでも1時間のショートマラソン抽選会になる事は必至です。
ついに、おねえさんはたまりかねたのか、「抽選する数字を1桁にしませんか?」という提案を会場の人たちに始めました。本当は、こうでもしないと抽選会が終わらないからなのでしょうが、それでも会場全体のコンセンサスを取ったという形に取り繕う為か、1桁コールを始めました。おねえさんのハイテンションな「ひっとけたっ、ひっとけたっ」コール。それに対して会場の雰囲気は「どっちでもいいじゃないのぉ〜」とでも言いたげな、良く言えばまったりと、でもはっきり行ってやる気は全くないオーラが丸見えです。私はいたたまれなくなり、「ひっとけたっ」コールの合いの手を入れていました(一日一善)。
そして、運命の一桁抽選が始まりました。そして、幸運の数字が選ばれました(一桁だからすぐ終わる)。
8!
あれ・・・? 私は、予想した数字の控えを目にしました。すると、私の予想の一桁目も8です。何と、1万円が当たってしまいました。248年も生きていると、こういう良い事も有るものです(情けは人の為ならず)。
さて、当たった1万円ですが、思いがけない大金です。これならば、当面の食費も困らずに済みそうです。一回の食事におにぎり2個とサラダで400円ならば一週間もつし・・・。それとも、大袋のベビースターラーメンならば、一食100円で済むし。いや、もうちょっと節約して一日2食にすれば・・・・・・・・。
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