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以前のなんやらかんやら
Ki-Tsu-Neが以前吐き出したいろんな下らない事をまとめています。私のだらだら発言は皆さんに楽しんでいただいているのでしょうか?これ以外のヨタ話は「なんやらかんやら」メインページに戻って、他のインデックスを選んでください。
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2006年小寒の頃
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夢にまで見た牛丼
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こんにちは、Ki-Tsu-Neです。
巷は、やれクリスマスやら、お正月やらで浮き足立った様子が伺われますが、私のようなもののけには無縁であり、こんな事よりは今晩のごはんをどう調達するかが気になる今日このごろです(冬ごもりの準備に失敗したの)。
そういえば、年末にごはんつながりでこのようなニュースが流れていました。
2003年5月に狂牛病にかかった牛が米国で見つかり、それ以来輸入禁止となっていた米国産牛肉がとうとう去年末に解禁になりました。年末の時点では検査サンプル分の輸入にとどまっていますが、今年より本格的な輸入が始まります。あの吉○家もこれで牛丼が再開出来ますし、生産地は不明確でも庶民価格で勝負しているレストランあたりの経営状態も改善するでしょう。
しかし、今回の輸入解禁。日本国内の牛肉に対する検査基準と比べて、米国産の牛肉の基準は明らかに低いとの話が出ています。そうなると、下手な所では外食できません。せっかく確実にプリオンの入っていない牛肉も手に入るというのに、わざわざ怪しいものが入っているリスクを犯してまでも食べようとは思えません。
かと言って、とりあえずKi-Tsu-Neとしてはステーキ・焼肉は無視出来ますが、こと、牛丼となると、ちょっと話が違ってきます。まあ、さして特別に美味しい訳では無いのですが、なぜかあの味はごくたまに食べたくなってしまいます。ジャンクフードに通づるものが有ります。
とは言えど、下手なものを食べて「クロイツフェルト・ヤコフ病(長い名前だな)」などというものにはかかりたくは有りません。しかも、ただの248歳の年寄りが患って死ぬのならば、単なる寿命とも言えるかも知れませんが、私の場合「もののけ」ですからねぇ。間違っても徘徊老人ならぬ「徘徊もののけ」になる訳にもいきませんし・・・。
そんな事を考えながら街を歩いていると、ふと、このようなものを見つけてしまいました。
幻の牛丼
このようなスナック菓子を見つけてしまいました。長い間あのチェーン店で販売中止していたのを見透かしたようなネーミング。そのバックにはあのお店の伝統にそっくりな(あくまでもイメージ写真なのでしょう)牛丼が座しておられます。まあ、いつもの事なのですが、私はつい買ってしまいました。
中身はどうなっているのでしょう?私は早速封を開けてみました。すると、どうでしょう。とりあえず下の写真を・・・。
○ールそっくり
某大手菓子メーカ発売の「カ○ル」そっくりです。いや、多分この写真だけを見たら100人のうち94人は「カー○」と答えるでしょう(あとの6人はカールを知らないか、4歳以下)。いや、見た目がカ○ルそっくりなだけで、実際に食して見れば牛丼なのかも知れません。それでは一つ食べてみましょう・・・。
「○ール うすあじ」そっくり
食感はカー○そのものです。もう私が弁解する余地も有りません(私が謝る事では無いのですが)。味に関しては、「○ール うすあじ」を更に薄くしたような感じでしょうか。
ここまでネーミングと味のギャップが大きいと、原材料が非常に気になります。そこで、原材料表を見てみました。
食べ物を買うときは必ずチェック(エコライフっぽいなあ)
材料は「コーン・植物油脂・糖類(ぶどう糖、砂糖)・小麦・粉末醤油・香辛料・乳糖・調味料(アミノ酸等)・卵殻カルシウム・香料」・・・。牛肉の牛の字なぞは一つも入っていません。どおりでいくら噛んでも肉の旨味がしないわけです。けれども、これなら私が懸念しているプリオン入り牛肉を食べる可能性は全く有りません。主原材料であるコーンにしても「遺伝子組み替えコーンは使っていない」ようです。食害の恐れも無いわけです。味が牛丼と全然違うという問題点は有りますが、そこはパッケージに「印刷された牛丼」を「じっと見」て、牛丼を食べたつもりになる事で解決です。
こうして日本を襲う新たなる脅威が取り除かれました。めでたし、めでたし。
追記
この「幻の牛丼」を開封後、3日後にもう一度食べてみました。味は何となく牛丼ぽくなっていました。歯ごたえもちょっと湿気ているせいか、グニュグニュ感が牛肉のような感じに近づいたような気がします(安上がりな食生活)。
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2005年大寒の頃
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蟲師
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こんにちは、Ki-Tsu-Neです。
Ki-Tsu-Neは実はあまりテレビを見ない方なのですが、最近(10月頃から)ある番組に注目しています。
'80年代後半に、「宇宙戦艦ヤマト」や「機動戦士ガンダム」の影響により、それまで「アニメは子供の物」と思われたところから脱しようという動きが有りました。それから20年程経った今、私は改めてその頃に作られたアニメ作品を見返してみると「やっぱりアニメは子供の物」という考えを新たにしてしまいました(私が248歳だからなのでしょうか?)。
しかし、久しぶりに私が思うところの例外が現れました。
まあ、私は、アニメ全般が嫌いという訳ではなく(何に付けても、全てが嫌いという物は余り無いです)、尖鋭的な物が有れば何につけても飛びつかずにはいられない性分だったりします。でも、アニメに関して最近飛びついたのは「魁!!クロマティ高校」と「アベノ橋魔法☆商店街」だったりするので、単なる悪食かもしれませんが。
蟲師に戻って、この話は生の源とも言える「蟲」と人との関わりを「蟲師」である主人公ギンコを語り部としたものです。
それは、人々に「まず、生きる」事を示しています。しかし、それは見る人に押しつける事はせず、ただ語りかけてくるようです。
その映像も、古き日本の豊かな自然を丁寧に映し出した落ち着いた色調になっています。風景が特にすばらしい。
いろいろとお勧めしたいポイントが有るのですが、ここで一つ大きな問題点が・・・。実は、放送開始時間が異様に遅いのです。例えば私の住む関西の場合(関西テレビ)は午前3時15分からですし、名古屋(東海テレビ)などはほとんど4時開始です。高年齢層をターゲットにしたアニメはわざと深夜枠で放送するものなのは解るのですが、これでは普通の社会人には見ることが出来ません。私にしても、ビデオ取りをしている位ですから(私はもののけであって、幽霊では無いのでそんなに夜は強くありません)。もっとも、本放送を見ている人もごく少数いるようですが(ねっ、ちんさん。さすがMです)。
久しぶりに大人が見たいと思えるアニメが出てきたのは良いのですが、出来ればもっとこういうタイプのアニメが増えて欲しいとも思います。
なお、この「蟲師」。今(2005年12月)現在で9話まで話が進んでいます。以前のお話を見そびれた方は2006年1月25日よりDVDが発売になるそうです(発売予告はこちら)。興味の有る方は一度ご覧になって下さい。
(しまった、Amazonあたりのアフェリエイト広告を張り付けておけば良かった)
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2005年小雪の頃
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無料HP乗り換え案内
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
このサイト「Ki-Tsu-Neの祠」もジオシティーズ様で開設してから早一年半。何とか長期の更新停止も無く、いろんな方に楽しんで頂けているようです。誠に有り難うございます。
さて、このジオシティーズ。このサイトを開設した当初は「大容量」で「無料」である点が一番の売りであり、カウンタやアクセス解析も(機能は今一ですが)私はかなり活用しておりました。比較的大きめの広告が表示されてしまうのは無料である事のトレードオフで納得しておりました。
しかし、HPを開設してから時が経ち、やはりジオシティーズ以外のHPスペースサービスも気になって参りました。そもそも、ジオシティーズの広告は、私のサイトでは記事におおいかぶさるように表示されるので、まじめに読みたい時はいちいち広告を閉じてやる必要がありました。まあ、Ki-Tsu-Neはコレをこのサイトの味だという事にしていましたが・・・。
ジオ広告二段攻撃
いままでこのサイトへ訪問された方にはここの味を堪能していただいておりましたが(デザインの悪さとはまず言わない。まるで公務員ですが)、当サイトは近日中に移転をいたします。只今移転先を検討中では有りますが、あと2〜3日くらいで本格移転を始めるでしょう。新しい場所に移っても、いままでと変わらぬご贔屓を願います。
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2005年小雪の頃
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冬ごもりに備えて
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
暦の上では既に冬に入り、街を歩く人々の装いも暖かげなものに換わって参りました。寒い季節への備えが始まったのでしょう。
冬への備えと言えば皆さんはまずどのような事をされるのでしょうか?部屋の奥からこたつやストーブなどの暖房器具を出す事でしょうか?それともセーターやマフラーを箪笥の奥より出す事でしょうか?そういえば、先日JR山陰線ではラッセル車の整備を行ったとのニュースが流れておりました。
冬への準備は人それぞれ有ろうかと思いますが、私の場合、衣服はかなり適当なのであまり心配有りません。暖房は、そもそも私の祠はかなりガタが来ていて、あちこちからすきま風が吹いてきます。ストーブを入れてもあまり意味が有りません(侘びしい)。そうすると私が一番大切な事は「食料確保」です(年中しているという話も有る)。
以前は梨狩りやみかん狩りをして来ましたが、今回は保存が利く「薫製づくり」です(この一行だけなら豊かなアウトドアライフに見えますね)。
薫製にする為の食べ物は、「鮭」に「ゆで卵」、「ソーセージ」や「蒲鉾」などいろいろと使えるのですが、今回のメインには「ベーコン」を据えてみました。
まずは、人の腕ほどの太さの豚バラ肉を、前日のうちに血抜き・薫製液に漬け込んでおいて、一晩寝かしてきます。
次の朝に、漬け込んだバラ肉を水でよく洗い、塩抜きをします(流水にさらすだけですが)。さらし終わったら水分をよく取っておき、薫製用の箱に吊るすための針金を付けておきます。針金を付けて、ロープにぶら下げた所が下の写真です(写真自体は大失敗ですが)。
日光が当たり過ぎて牛の骨に見えます
薫製用の箱の作り方ですが、かいつまんで書くと、
段ボール箱を2つ重ねて、下にガスコンロを置いて、コンロ用の空気穴と煙を逃がす穴とチップ(薫製のための煙を起こすのに燃やす木ぎれ)を補充する窓を作り、あとは空気が漏れないようにするだけ(薫製用のネタを置くための工夫は要りますが)。
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まあ、簡単なものです。
チップを燃やすのには、チップ自体に弱い火を点けて煙だけを出す方法も有るようですが、今回私はガスコンロでチップを焦がすようにしました。
薫製用のチップには「クルミ」や「ナラ」等が有るようですが、今回私は「サクラ」を使いました。チップはホームセンター辺りで販売しているそうですが、Ki-Tsu-Neは私の祠の有る山のふもとに沢山のサクラの木が植えられていまして、春になるとちょっとした花見スポットとなっております。Ki-Tsu-Neはそのサクラを資源の有効利用を図るため、2〜3本枝を(以下略)。
さて、準備が整えば薫製作業です。薫製箱の上には薫製のネタをセットし、箱の下にはコンロをセットし、チップをいぶし始めます。後はしばらく煙でいぶすだけ(途中カセットボンベが暖まりすぎて火が消えたり、チップがボウボウ燃え出して大変でしたが)。
薫製中(左)とチップに火が点いた所
いぶし初めて約3時間。箱が燃えたり、ベーコンが焼け焦げたりなどという美味しいネタも無く、順調に薫製は出来上がりました。
小物ご一同様です
まず、小物一同です。見た通り、いろいろとネタを仕込んでみましたが、どれも美味しく仕上がりました。特に、ゆで卵は逸品です。お酒と一緒に食べたら、もうたまりません。只の酒飲みオヤジに成り下がってしまいそうです。あまりに美味しいので、その場で全部食べてしまいそうです(冬ごもりに準備したと言うのに・・・)。
本日のメインイベント
最後に残った、本日のメインです。コレもいかにも美味しそうに仕上がりました。料理番組で、あまり美味しいを連発すると視聴者が怒り出すという話を聞いたことが有りますが、今それと同じような状態のような気がします。
とりあえず読者の意向は無視する事にしまして、早速このベーコンの試食をしましょう。食べ方はオーソドックスに「ハムエッグ」で。
ごく普通にベーコンを焼いているのですが、焼けた香ばしい油の香りが鼻をくすぐります。ハムエッグは見慣れていますが、今日はひと味違うようです。後は卵を落として目玉焼きにして完成。それではベーコンを一口食べてみましょう。
ちょっとちぎって口の中に入れると・・・、からいっ!塩っからいっ!
どうも塩抜きが十分ではなかったようです。まるで岩塩をかじったような味になってしまいました。
まあ、しょうがない。元々冬ごもり用の保存食を作るためにしていた事なんだし。塩分が強い方が保存が効くというし。それなら保存食を作るというねらいは達したのだし。でも、コレでは食べられないし、近所の犬にやったらまた吠えつかれそうだし。ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ・・・・・・・・・(デクレッシェンド)
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2005年立冬の頃
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火星大接近
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え〜、私はこの前、相当田舎の方に行ってきました。どのくらい田舎かと言うと、まあ、電車で行ったのですがね、何か必要な物が有ったら駅を降りてからコンビニで買えば良いと思ってたんですけれど。いざ、目的地の駅を降りると、コンビニどころかお店の類が全く無いのです。
何か売っている所と言えば自動販売機が2台。それだけ。駅には売店も有るのですが、何故か土日はお休みです。しかも、営業日には昼休みが有るそうで(シエスタ?)一応関西圏なのにココまで何も無い場所が有ると思うとちょっと感動です。あ、でも京都市内あたりだと、大雨が降って土砂崩れでも起きようものなら外界から遮断され、陸の孤島となるような場所も有るので、関西三都と言えども侮れません。
話は変わって、今年は火星が大接近した年でも有ります。本当は前回(2003年)の接近の方がより距離が近づいていた(何しろ6万年ぶりだったそうで)のですが、今回もかなり近づいたようです。今(2005年冬至の頃)でも、日が暮れると東の空に赤く大きな星が見えてきます。
で、何故とてつもない田舎の方へ行ったかと言うと、この火星の観測会に参加をしに行った訳です。なんだか私ってロマンチストみたいですね(リリカルな気分)。
夜の帳が降り、晩の食事を済ませた我々は火星観測の準備を始めました。しかし、最近の天体望遠鏡はすごい機能が付いているんですねぇ。一言で言うと、天体の追尾装置(赤道儀と言うそうです)なのですが、その仕掛けがすごい。仕掛けの説明をかいつまんで挙げると・・・、
「これに北極星の位置をセットしておけば、空の動きに合わせて望遠鏡が動いてくれます」
「機械にはあらかじめ明るい星やメシェ天体の位置が登録してあるので、指定していれば勝手に探してくれます」
「さらに付近にある星を3つ指定してやれば完全に追いかけてくれます」
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天文関係の知識が有れば何を言っているのか大体解ってもらえると思いますが、結構とんでもない事をやってます。20年くらい前なら大がかりな天体観測所でないと出来ない事を、今ではほんの一抱えくらいの大きさの(でも値段高そう)望遠鏡で出来てしまうのですから。
肝心の火星観測ですが、ターゲットははっきりと見る事が出来ました。肉眼では只の赤い点にしか見えない火星でしたが、望遠鏡を通すと、サーモンピンクの表面に、火星面にある峡谷による影なのか、縦に黒っぽい模様が走っていました。とても貴重なものを見て来ました。でも、天文写真集のように大きく、はっきりしたものが見えるわけでは無いので、一緒に参加したお子様たちはかなり不満そうでした。
夜更かしに馴れきった現代っ子達でさえ次々と睡魔に墜ちていく中、Ki-Tsu-Neはもののけの本領を発揮しつつ(コーヒーを6杯も飲んだだけと言う噂もありますが)夜空を堪能いたしました。いつもはパソコンの前でネットサーフィンでニヤニヤと夜を過ごしていますが、この晩は満天の星空を目にしながらニヤニヤしておりました(ニヤニヤするのは一緒)。
(今回は真っ暗な場所だったので、写真は撮れず。残念)
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2005年立冬の頃
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やっぱりたのしいみかん狩り
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
前回はみかん狩りのレポートと言いながら何故か懐メロソフトの話になってしまいましたが、今回は本当にみかん狩りです(初志貫徹)。
日本にはみかん処は多々有りますが、関西人の場合はまず第一に「和歌山」を思い浮かべます。実際、私が今回向かった先も「和歌山・海南市」でした。
海南の高速の出口を降り、私を乗せたバス(バスツアーだったのです)は一路目的のみかん園に向かって走っていったのでした。
みかん園に着いた所で、農園のおばちゃんから幾つかの説明が有りましたが、その中で何と「みかん一袋、お持ち帰り」が出来るとの事!嗚呼、お持ち帰り。何と素晴らしき響き。以前行った梨狩りはお持ち帰りが出来ず、死ぬ思いをしながら梨をたらふく食べたのですが、今度はそこまでしなくても大丈夫です(でも貧乏性だから沢山食べる)。
さて、いざみかん園へ行ってみると、あるわあるわ。そこら中にみかんが生っています。よく有りがちな観光農園だと肝心の作物が無い事も有ったりしますが、ここは違います。私は喜び勇んで手がまっ黄色になるまでみかんを食べておりました。
一面に広がるみかんの木
やっぱり腹が小錦のようになるまで食べまくり、おみやげ袋一杯になるまでみかんを詰めた私は、意気揚々として帰ろうとしました。すると、突然農園のおばちゃんに止められました。ポケットに3、4個みかんを詰めたのがバレたのかと一瞬焦りましたが、おばちゃんは、「その袋、もっと(みかんが)入るでぇ」と言うなり、私の袋を取り上げて、10個くらい詰め込んでいきました。
おばちゃん、ありがとう。これでKi-Tsu-Neはこの冬もがんばって乗り切れます(しみじみ)。人の優しさがもののけにも染み渡る一日でした。
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2005年立冬の頃
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みんなで楽しいみかん狩り
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こんにちわ、Ki-Tsu-Neです。
人間の二大欲望と言えば「睡眠欲」と「食欲」ですが、私の場合(もののけの欲望は人間のそれとは違うのかもしれませんが)、睡眠欲は十分に満たされているのでしょう(なにしろ、一日14時間睡眠ですし)。長く睡眠を取っていれば身体の消耗も少なくて済みます。
しかし、こと「食欲」については常に気を使わなくてはなりません。一度食事をしても、時間が経つとどうしてもおなかが空いてきますし。
そんな私、実は食べ物が食べられるイベントが大好きで、特に「食べ放題」や「試食・試飲品のご提供」には目が有りません(貧乏性)。
今回の食べ物イベントは「みかん狩り」です。私は祠を離れ、はるばる「紀の国・和歌山」行って参りました。
紀の川SAより見た和歌山市のパノラマ
上の写真は和歌山市を一望したものです。この日はもやがかかっていたせいであまり遠くまで見通す事は出来ませんでした。だから、この写真だけを見ても、ここは何処なのかは全く判りません(デジカメ写真を貼り合わせたなんちゃってパノラマ写真なので、訳の判らない度合いは倍増です)。
紀ノ川平野の眺めを満喫した私はサービスエリアの建物に入っていきました。最近のサービスエリアは、民営化のお陰なのか、とても綺麗で、飲食店やおみやげ売場も充実しております。しかし、Ki-Tsu-Neはサービスエリアに行くといつも気になる事が有ります。
皆さんはソフト売場と聞くと、何を想像するでしょう?Ki-Tsu-Neあたりだと、「塊魂」「ICO」「スペースチャンネル5」等を思い浮かべます。最近のコンビニエンスストアだと「カプコンゲームコレクション(魔界村シリーズ3本セット)」というのも有るでしょう。しかし、高速道路の売店はひと味違います。
とりあえず下の写真を・・・。
ピンクレディーは無かった
懐メロの音楽ソフト販売です。しかも、右の写真は今やオーディオではすでにレガシーデバイスとなったカセットテープです。私、カセットは昔相当お世話になったんですけどねぇ。TDKとか今は「でのん」と言わないといけないDENONとか。ソニーは努めて使いませんでしたねぇ(←ソニーファンに喧嘩格安販売中)。
コンテンツ自体も見ての通り40歳代以上をねらった構成になっています。「宇多田ヒカル」とか「オレンジレンジ」などは間違っても有りません。
高速道路は、どこかへ旅行をするため、あるいは荷物の運搬の為に使うのであって、わざわざサービスエリアへ懐メロCDとかを買いに行くために使うものでは無いはずなのですが、たいがいのサービスエリアには置いてあるようです。でもこんな物を買う人が居るのでしょうか?
そんな事をKi-Tsu-Neは思案していましたが、突然その懐メロCD売り場に人が近づいてきました。年の頃は50歳くらいのオジサンです。その身長約165cm、やせ形で頬の血色が若干悪そうな四角い眼鏡をかけたオジサン(私は好奇心旺盛な248歳)が「吉幾三ベストアルバム」のカセットを手にするとレジに向かって足早に駈けていきました(ああいう所の音楽ソフトを買う人を初めて見た)。なぜああいう場所で買うのかは全く解りませんが、サービスエリアで懐メロを聴きたくなる人って居るんですねぇ。
今回は、ビジネスにおいては需要と供給が大切である事を再認識したという事で無理矢理締める事とします(みかん狩り本番は次回にて)。
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